ごっこ遊びができない

役割になりきった会話が難しかったり、ごっこ遊びの輪の中でも1人の遊びに走ってしまったり。そんな時に出来る工夫をご紹介します。

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ビデオなどの動画が好きなお子さんの場合はお気に入りの人形などを使ってビデオを作り、真似してもらいましょう。ごっこ遊びにも発展できます。
ルール・準備物
お子さんのお気に入りの人形、ビデオ(スマートフォンでもOK)
1 お子さんのお気に入りの人形をつかってビデオを取ってみましょう 「おはよう」「おはよう」などの挨拶の場面、「どうぞ」「ありがとう」などのお礼のやり取りなどを動画で撮影しましょう。
ごっこ遊びってどんなこと?遊びかたがわからないときに出来る工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
動画を見ながら、動画と同じ人形を使って、お子さんとやりとりの真似をしてみましょう。 真似ができたときは、ほめてあげましょう。
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ビデオを見るときは、何度か通して見せて流れをつかみます。
実際に真似をして取り組むときには、ビデオを細かく区切って見せ、一言ずつ真似をしてその都度褒めるなど、スモールステップで練習していくと良いでしょう。
ワンポイント
「こんな時なんていう?」とその場でアドバイスする時は、小さな 声で優しく言ってあげましょう。 「こんな時何て言う?」という言葉が、「失敗したときに言われる言葉」「怒られるときに言われる言葉」とお子さんが感じてしまうと、大人がヒントのつもりで言ったときにお子さんが伸び伸びと挑戦できなくなってしまいます。 もどかしいときも、一呼吸おいて優しく伝えてあげましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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