コップがうまく使えない

コップを上手に使えない、幼稚園ではストローマグは使えないのに…そんな時お家で出来る工夫をご紹介します。

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上手に飲むことはできるけど、勢いよくコップを傾けてしまってこぼしたり、口の位置と少しずれてしまうことはありませんか?

中身が見えないと、どれくらい入っているのか、どれくらい傾けたら口の中に入ってくるのか分かりにくい可能性があります。

コップを傾けるには、手首や腕を動かしたり、こぼれない様に力をコントロールする必要があります。
ルール・準備物
透明で中身が見えるコップ
1 お風呂で遊んでみよう!
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ペットボトルや様々な大きさの容器に、水をいれたり、出したりして遊んでみましょう。

傾けると溢れる、中身が出る、という事を目で見て自分の身体で動かして経験する事が大切です。
2 いろんなボトルやコップで、力の調節ができるようになろう
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ボトルに入っている量によって傾ける際の勢いが違いますよね。

こぼしてしまうときは、ペットボトルのラベルをはがして中身が見えるようにしてあげるのも良いでしょう。
お子さんが自分で傾きを調節できるように工夫してみましょう。

最初は調節しやすいように中身を少なくしてあげるなども1つです。
3 どれくらいの量が入っているのかを見て分かるようにしましょう
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透明なコップやペットボトルを利用します。

傾けるときに量をあまり意識できていない場合には、中身が見える入れ物にしてあげましょう。

ワンポイント
お風呂や食器洗いのお手伝いの場面など、こぼしても大丈夫な場所で遊びながら練習するのも1つです。こぼすからこそ、こぼさない様に調節する力が育ちます。
ほかの工夫
監修者
松村 エリ 先生
作業療法士 フリーランス
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