認知行動療法の体験談
認知行動療法の体験談をご紹介します。
認知行動療法を受けておいて良かったな…と思うのです。
多分認知行動療法を経験していなかったら、ここまで上手く気持ちの切り替えができるようにはならなかったはずです。
時間もお金(自費診療)もかかったし……
自分の考え方が変わった実感はすぐに持てなかったけれど……
5年以上前の時間とお金の投資が、確実に今になってちゃんと実を結んでいることを思う
ADHDとASDの二次障害で適応障害になってからずっと週一で心療内科受診、月二回認知行動療法のカウンセリングを受けています。
(中略)
カウンセリングでは「リフレイミング」をトレーニング中です。これはマイナスな出来事をプラスの視点で捉え直す思考法(例. 「車を木にぶつけた」➡︎「人じゃなくてよかった!」)で、この訓練を始めてから少しだけ心が楽になりました。心理士の先生曰く、「物事をどう捉えるかを決めるのは他の人じゃなくてあなたなんだからね。自分を追い込んでしまう捉え方は損なんだよ。」
※「適応障害」は現在「適応反応症」という診断名に変更されました。
認知行動療法を通して考えのくせを見つけ、より柔軟な考え方に変えることができます。複数人で行うグループ形式や専門医との1対1、ワークブックの利用にはそれぞれ特色があるので、自分に合った認知行動療法のやり方を探しましょう。
認知行動療法を通して考えのくせを見つけ、より柔軟な考え方に変えることができます。複数人で行うグループ形式や専門医との1対1、ワークブックの利用にはそれぞれ特色があるので、自分に合った認知行動療法のやり方を探しましょう。
まとめ
認知行動療法にはさまざまな定義がありますが、広義の定義としては以下のようなものがあります。
認知行動療法とは,行動科学と認知科学を臨床の諸問題へ応用したものと定義されます。複数の理論とそこから生まれた多数の技法を包含した広範な治療法として発展しています。
引用:日本認知・行動療法学会
薬物療法ほど広く普及していませんが、近年は認知行動療法を行う病院も徐々に増えてきています。ご興味のある方は保健所、精神保健福祉センターに相談するか、書籍などで見てみましょう。
認知行動療法はさまざまな種類があり、どのような方法がよいかは患者さんの症状や状態によって適応すべき技法は異なります。
既にほかの治療を行っている人は必ずかかりつけ医に相談し、少しずつ治療を進めていきましょう。
認知行動療法は他の治療法と比べて、進みが速く効果が出やすいといわれています。しかし治療の進度は人それぞれで、症状や利用する医療機関などにより治療にかかる時間・効果はさまざまです。あせらず、じっくり認知行動療法に取り組みましょう。
既にほかの治療を行っている人は必ずかかりつけ医に相談し、少しずつ治療を進めていきましょう。
認知行動療法は他の治療法と比べて、進みが速く効果が出やすいといわれています。しかし治療の進度は人それぞれで、症状や利用する医療機関などにより治療にかかる時間・効果はさまざまです。あせらず、じっくり認知行動療法に取り組みましょう。
参考
認知行動療法のすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
講談社
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