「次の予定は知らせてほしい」と願う私に、業者さんは…
1時間少々で工事は一旦終了したのだが、作業員さん曰く、古い室内アンテナの撤去工事が後日必要だと。
「次回はいつごろいらっしゃいますか?」
「うーん、他のお部屋の作業の進み具合もありますので、何とも言えませんねぇ」
「何日辺りだとか、午前だとか午後だとか、ざっくり教えていただけないでしょうか?いない日もありますし、前日にでもお電話いただけると助かるので…」
「いやー、それもできかねますねぇ。で、鈴木さん、必ずいらっしゃるのは何時ごろですか?」
それがまちまちだから事前連絡を頼んでるんだろうが!!!!!ーと叫びたい気持ちを抑えつつ「それもまちまちなので、断言しかねますねぇ」と、図らずも作業員さんのような口ぶりで、私は返答した。先方は困っていらしたが…。
こうなってくると、私の特性云々関係ないような気もするが、苦手なものは苦手だし、困るものは困る。私がいないときに訪問したら、先方だって困るはずだ。
推測でしかないが、日程の詳細や事前連絡ができないのは、会社もしくはそのチームのやり方であるか、担当さんの一存で決めたり断言不可の件で、しかも伺いを立てる相手がその場にいなかったのかもしれない。だとしたら、作業員さんと私がああだこうだと問答を続けるのは建設的ではない。何となく話がうやむやになったまま、とりあえず挨拶をしてお帰りいただいた。
翌日私は、私が暮らす集合住宅の管理会社に連絡を入れ、「在宅時間がまちまちであるため、事前の連絡が欲しいとの旨、工事業者さんに伝えていただきたい」とお願いをした。
「今後こうした工事や点検が入る場合、鈴木さんには事前連絡を徹底した方がいいですか?」と、担当の方が気を利かせて質問してくださったので、そのようにお願いした。工事業者さんには、おそらくもう伝わっているだろう。
「次回はいつごろいらっしゃいますか?」
「うーん、他のお部屋の作業の進み具合もありますので、何とも言えませんねぇ」
「何日辺りだとか、午前だとか午後だとか、ざっくり教えていただけないでしょうか?いない日もありますし、前日にでもお電話いただけると助かるので…」
「いやー、それもできかねますねぇ。で、鈴木さん、必ずいらっしゃるのは何時ごろですか?」
それがまちまちだから事前連絡を頼んでるんだろうが!!!!!ーと叫びたい気持ちを抑えつつ「それもまちまちなので、断言しかねますねぇ」と、図らずも作業員さんのような口ぶりで、私は返答した。先方は困っていらしたが…。
こうなってくると、私の特性云々関係ないような気もするが、苦手なものは苦手だし、困るものは困る。私がいないときに訪問したら、先方だって困るはずだ。
推測でしかないが、日程の詳細や事前連絡ができないのは、会社もしくはそのチームのやり方であるか、担当さんの一存で決めたり断言不可の件で、しかも伺いを立てる相手がその場にいなかったのかもしれない。だとしたら、作業員さんと私がああだこうだと問答を続けるのは建設的ではない。何となく話がうやむやになったまま、とりあえず挨拶をしてお帰りいただいた。
翌日私は、私が暮らす集合住宅の管理会社に連絡を入れ、「在宅時間がまちまちであるため、事前の連絡が欲しいとの旨、工事業者さんに伝えていただきたい」とお願いをした。
「今後こうした工事や点検が入る場合、鈴木さんには事前連絡を徹底した方がいいですか?」と、担当の方が気を利かせて質問してくださったので、そのようにお願いした。工事業者さんには、おそらくもう伝わっているだろう。
ひとりで交渉しきれないときは、第三者の助けを借りる
イレギュラーなことへの対応は、周知の徹底と心の準備でこれまでどうにか乗り切ってきた私だった。しかしそんなことは無関係に発生するイレギュラー中のイレギュラーもあるのだと、今回の件で学んだ。そりゃそうだ、向こうは私のことなんて知ったこっちゃいないのだから。
幸い、今回は住宅管理会社さんという、間に入ってくれる第三者がいてくれたから助かった。今後もまた、自分ひとりで対応しきれないことが起こったら、間に入ってくれる誰かを探すつもりだ。
これは何も発達障害の特性に絡んだトラブルに限った話ではない。人間ひとりでなんとかできることなんて、実はさほどないのだから。
業者さんからの連絡はまだ届いていない。電話が鳴ることを願ってやまないが、もし次回の担当さんが、私のようなうっかりADD風味の方だったら…?うん、ない話ではない。
連絡があることを信じながら、工事終了予定日まで「うっかりADD風味の作業員さん」がいらっしゃるかもしれないと覚悟をしておくとしよう。そして本当にそうなったら、またヤギさんの絵でも描いてやり過ごそう。ストレスがないわけではないが、なあに、スズキはやればできる子さ、ずっと続くことではなしに。がんばれ私、乗り切れ私。
幸い、今回は住宅管理会社さんという、間に入ってくれる第三者がいてくれたから助かった。今後もまた、自分ひとりで対応しきれないことが起こったら、間に入ってくれる誰かを探すつもりだ。
これは何も発達障害の特性に絡んだトラブルに限った話ではない。人間ひとりでなんとかできることなんて、実はさほどないのだから。
業者さんからの連絡はまだ届いていない。電話が鳴ることを願ってやまないが、もし次回の担当さんが、私のようなうっかりADD風味の方だったら…?うん、ない話ではない。
連絡があることを信じながら、工事終了予定日まで「うっかりADD風味の作業員さん」がいらっしゃるかもしれないと覚悟をしておくとしよう。そして本当にそうなったら、またヤギさんの絵でも描いてやり過ごそう。ストレスがないわけではないが、なあに、スズキはやればできる子さ、ずっと続くことではなしに。がんばれ私、乗り切れ私。
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