努力は報われないこともあるけれど…
見える形で報われなくても、身になっているものも確実にあります。運動会の徒競走の練習をしていても、当日、転んでしまってビリになる、練習とは違う雰囲気にのまれ、参加できなくなるなど、それまでの努力が報われないこともあります。けれども、練習を通して身についた体力やみんなと走る経験は決して無駄にはなっていません。
自閉症の息子を20年間育ててきて、ふと思うことをまとめてみました。
執筆/立石美津子
(監修:鈴木先生より)
私は療育とは、「科学とこころ」と常に思って診療しています。グローバルな最新の知識を持って、障害のあるお子さんと優しく・丁寧に・具体的に・肯定文で接するよう心がけています。それにより、お子さんが生きやすくなるように自身で学び(SSTなど)、周りの大人も学んでいくこと(ペアトレなど)ができるのです。
自閉症の息子を20年間育ててきて、ふと思うことをまとめてみました。
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(監修:鈴木先生より)
私は療育とは、「科学とこころ」と常に思って診療しています。グローバルな最新の知識を持って、障害のあるお子さんと優しく・丁寧に・具体的に・肯定文で接するよう心がけています。それにより、お子さんが生きやすくなるように自身で学び(SSTなど)、周りの大人も学んでいくこと(ペアトレなど)ができるのです。
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