【新連載】学校でわが子が苦しんでいたら…保護者の「あなた」はどうする?【マンガ発達障害の子どもと私たち】
発達ナビユーザーから寄せられた体験談を元にしたストーリーマンガ「発達障害の子どもと私たち」のプロローグをお届けします。
この物語の主人公は、発達障害のある子ども、そして彼らを育てる保護者たち。あなたは何を感じますか?
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
マンガ「発達障害の子どもと私たち」プロローグ
マンガ「発達障害の子どもと私たち」の連載がスタートします
この物語の主人公は、発達障害のある子ども、そして彼らを育てる保護者たちです。
子どもたちと保護者は、幸せに暮らすことができる環境を迷いながら求め続けます。子どもたちがぶつかった学校という社会の「壁」、それは乗り越えるものなのでしょうか?それとも……。
次回からは「はるき編」が始まります。ぜひご覧ください。
発達障害の子どもと小学校
幼児期は保護者や園のフォローで乗り越えられていた面も、小学校の通常学級(普通学級)だと1年生で1クラス35人、2年生~6年生だと1クラス40人になるため、集団の中での手厚いフォローを期待しづらい面も否めません。合理的配慮などさまざまな方法もありますので、担任の先生を含め連携をとりながら進めていきましょう。
発達障害がある小学生の特徴は?発達障害のチェックポイントやグレーゾーンについても【専門家監修】
このままだと完全な不登校に…?母の焦り【マンガ発達障害の子どもと私たち/はるき編第1話】
このままだと完全な不登校に…?母の焦り【マンガ発達障害の子どもと私たち/はるき編第1話】
「お母さん、迷惑かけてごめん」不登校で揺れる自閉症息子の気持ち【マンガ発達障害の子どもと私たち/はるき編第2話】
分からない不登校の理由。周りの励ましがあるも母は葛藤、孤独を感じて…【マンガ発達障害の子どもと私たち/はるき編第3話】
長引く不登校、ふさぎ込む息子に募る罪悪感…。家族の決断は【マンガ発達障害の子どもと私たち/はるき編第4話】
小4娘の「学習の壁」。終わらない宿題に涙…つらそうな後ろ姿に母は…【マンガ発達障害の子どもと私たち/みき編第1話】
授業についていけないのは私だけ。自信をなくす娘、担任からもまさかの言葉が…【マンガ発達障害の子どもと私たち/みき編第2話】
「学校がつらい」娘の心が壊れそう…!特別支援学級へ転学希望も、担任は反対で…【マンガ発達障害の子どもと私たち/みき編第3話】
GW明けの「学校行くのがつらい」に悩んだら。小中学生の不登校、登校渋りエピソード11選
1日中大勢の中にいると疲れてしまう…そんなときに出来る学校での工夫は?
アスペルガー症候群(ASD/自閉スペクトラム症)とは?特徴と相談先【専門家監修】
ADHD(注意欠如多動症)の3つのタイプとは?【専門家監修】
明るく元気な「優等生」だった息子が小3で突然不登校に。自閉症と強度行動障害に気づくまで
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。