たーちゃんの成長が、うれしい。たーちゃんも、頑張ってるのだと感じた。
たーちゃんは、たとえゆっくりでも、自分のペースで心も成長しているのだと、このなんでもないひとことが感じさせてくれました。そして、今までこだわりに付き合っていた過去の私が報われたような気持ちにもなりました。その日の夜、帰宅した夫にもすぐに共有して、夫からもたくさん褒められたたーちゃんはとてもうれしそうでした。
4歳半の今も引き続きこだわりはありますが、「まぁいっか」と言ってくれる頻度も増えてきました。そして、たーちゃんの「まぁいっか」の後には必ず「ありがとう」を伝えています。
この記事が、いつまで激しいこだわりが続くんだろう……と悩んでいる方の希望になればうれしいです。
この記事が、いつまで激しいこだわりが続くんだろう……と悩んでいる方の希望になればうれしいです。
執筆/みかみかん
(監修:室伏先生より)
たーちゃんのこだわりの詳細と成長のご様子を共有してくださり、ありがとうございます。この記事をお読みになられて、救われるご家族がたくさんいらっしゃることと思います。少しずつ、まぁいっかと受け入れられるようになってきたとのこと、本当にうれしいですね。受け入れられるものが限られていたこれまでの期間、ご家族もたーちゃんも本当にお苦しかったですね。
着られる服が限られてしまうということに関しては、柄や色の好みの場合もありますが、触覚過敏(感覚過敏のひとつ)が大きく影響しているお子さんも少なくありません。多くの人にとっては特に不快に感じないものでも、ある素材や凸凹(タグや縫い目、縫い代など)、新しい布地などに対して痛みや大きな不快感を感じることがあります。新しい服はパリッとして少し繊維がかたいですが、着古してよれよれの服はやわらかいので、古いものをパジャマにしたいという方もいらっしゃいますよね。そういった違いも敏感に感じ取ってしまうことがあります。
また、ルーティンが変更することに関しては、予定変更に柔軟に対応することが得意という方もいらっしゃれば、予定が変更すると不安を感じたり、イライラしたりするという方もいらっしゃると思います。ASD(自閉スペクトラム症)のお子さんの多くは後者で、かつその程度も強いお子さんも多くいらっしゃいます。「いつも通り」がとても安心なのです。
みかみかんさんは、たーちゃんの嫌なことを受け入れて、たーちゃんの気持ちを尊重して向き合われてきたのですね。きっとそういった環境の中で、たーちゃんも安心して過ごすことができて、少しずつ受け入れることができるようになってきたのだと思います。上記のような感覚過敏や予定変更への不安については、年齢とともに少しずつ和らいでくることも多いですが、その時期はさまざまです。感覚過敏やこだわり行動は、ご家族にとっても大きな負担になりますので、ご家族の精神的なサポートも必要です。どのように向き合っていったらよいのか分からないなど、ご不安があれば医療機関や療育先の先生、保育士、自治体の相談先などに相談してみてください。
たーちゃんのこだわりの詳細と成長のご様子を共有してくださり、ありがとうございます。この記事をお読みになられて、救われるご家族がたくさんいらっしゃることと思います。少しずつ、まぁいっかと受け入れられるようになってきたとのこと、本当にうれしいですね。受け入れられるものが限られていたこれまでの期間、ご家族もたーちゃんも本当にお苦しかったですね。
着られる服が限られてしまうということに関しては、柄や色の好みの場合もありますが、触覚過敏(感覚過敏のひとつ)が大きく影響しているお子さんも少なくありません。多くの人にとっては特に不快に感じないものでも、ある素材や凸凹(タグや縫い目、縫い代など)、新しい布地などに対して痛みや大きな不快感を感じることがあります。新しい服はパリッとして少し繊維がかたいですが、着古してよれよれの服はやわらかいので、古いものをパジャマにしたいという方もいらっしゃいますよね。そういった違いも敏感に感じ取ってしまうことがあります。
また、ルーティンが変更することに関しては、予定変更に柔軟に対応することが得意という方もいらっしゃれば、予定が変更すると不安を感じたり、イライラしたりするという方もいらっしゃると思います。ASD(自閉スペクトラム症)のお子さんの多くは後者で、かつその程度も強いお子さんも多くいらっしゃいます。「いつも通り」がとても安心なのです。
みかみかんさんは、たーちゃんの嫌なことを受け入れて、たーちゃんの気持ちを尊重して向き合われてきたのですね。きっとそういった環境の中で、たーちゃんも安心して過ごすことができて、少しずつ受け入れることができるようになってきたのだと思います。上記のような感覚過敏や予定変更への不安については、年齢とともに少しずつ和らいでくることも多いですが、その時期はさまざまです。感覚過敏やこだわり行動は、ご家族にとっても大きな負担になりますので、ご家族の精神的なサポートも必要です。どのように向き合っていったらよいのか分からないなど、ご不安があれば医療機関や療育先の先生、保育士、自治体の相談先などに相談してみてください。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。