50代、遅ればせながらADHDかも?ケアレスミス、スケジュール忘れで通院を決意!
ライター:ひらたともみ
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ささいなことをきっかけに私はADHDの診断を受けました。
振り返ってみると「なんだ、そうだったのか!」と腑に落ちることばかり……。
大人のADHDデビューの物語が始まります。
監修: 室伏佑香
東京女子医科大学八千代医療センター 神経小児科
名古屋市立大学大学院 医学研究科 生殖・遺伝医学講座 新生児・小児医学 博士課程
筑波大学医学部卒。国立成育医療研究センターで小児科研修終了後、東京女子医科大学八千代医療センター、国立成育医療研究センター、島田療育センターはちおうじで小児神経診療、発達障害診療の研鑽を積む。
現在は、名古屋市立大学大学院で小児神経分野の研究を行っている。
名古屋市立大学大学院 医学研究科 生殖・遺伝医学講座 新生児・小児医学 博士課程
お久しぶりです!
お久しぶりです!最後の連載コラムが2021年。なんと4年ぶりの更新……!どうぞよろしくお願いします。
ご無沙汰している間に子どもたちはぐんぐん成長し、変化もたくさんありました。
ご無沙汰している間に子どもたちはぐんぐん成長し、変化もたくさんありました。
聴覚過敏の小5娘、「イヤーマフ卒業」は母の早合点だった…⁉
家では多弁、でも8年間も外では話さなかったクラスメート。数年後、「場面緘黙症」と気付いて
もしかして…!?
聴覚過敏症の娘も中学3年生になった今年の春、なんとなく見ていた雑誌のADHD(注意欠如多動症)特集記事。どれもこれも自分に当てはまることばかりでした。
実は近年、イラストレーターとしての活動だけではなく、アートスクール、アフタースクール、英語教室などの運営にも取り組んでいます。
「いつかやってみたい!」という願いが50歳を過ぎて叶えることができて幸せ!……のはずだったのですが、とにかくケアレスミス&大ポカをやらかす毎日!自分の力量のなさにへこむ日々でした。
「いつかやってみたい!」という願いが50歳を過ぎて叶えることができて幸せ!……のはずだったのですが、とにかくケアレスミス&大ポカをやらかす毎日!自分の力量のなさにへこむ日々でした。
「きっと私は頭が悪いんだ」「そういえば子どもの頃からドジばかり」「落ち着いてやればきっとこんなことは繰り返さないはず!」などと、いつも自問自答を繰り返す日々。本当に情けなくなりました……。
しかし、遅ればせながら「ADHD(注意欠如多動症)かも!」と気づいたことですぐに病院へ。
やっぱりですが、私はれっきとしたADHD(注意欠如多動症)でした。どうして今まで気づかなかったのだろうとも思いますが、今後は過去も振り返りながら「大人のADHD(注意欠如多動症)」のコラムを書いていこうと思います。どうぞ温かい目で応援してください。
しかし、遅ればせながら「ADHD(注意欠如多動症)かも!」と気づいたことですぐに病院へ。
やっぱりですが、私はれっきとしたADHD(注意欠如多動症)でした。どうして今まで気づかなかったのだろうとも思いますが、今後は過去も振り返りながら「大人のADHD(注意欠如多動症)」のコラムを書いていこうと思います。どうぞ温かい目で応援してください。
執筆/ひらたともみ
(監修:室伏先生より)
4年ぶりのコラム掲載、ありがとうございます。
イラストレーターとして、さらにアフタースクールや英語教室の運営など、多方面でご活躍されていること、本当に尊敬いたします。ADHD(注意欠如多動症)の特性がある方は、「興味のあることへの集中力」や「発想の柔軟さ」が大きな強み・魅力で、エネルギーに溢れる方が多いように感じています。一方で、お忙しい日々の中では、どうしてもケアレスミスや疲労感が重なってしまうこともあるかもしれませんね。「タスクの見える化」や「スケジュールの外部化」(ToDoリストアプリ・付箋・タイマーなど)を上手に使ったり、ご自身の特性に合った工夫をされることで、少しでも心と体の負担が軽くなるといいなと思いました。
こうしてご自身の経験を言葉にされることは、同じように悩む方への大きな励ましになると思います。これからのご活躍を、心から応援しています。
4年ぶりのコラム掲載、ありがとうございます。
イラストレーターとして、さらにアフタースクールや英語教室の運営など、多方面でご活躍されていること、本当に尊敬いたします。ADHD(注意欠如多動症)の特性がある方は、「興味のあることへの集中力」や「発想の柔軟さ」が大きな強み・魅力で、エネルギーに溢れる方が多いように感じています。一方で、お忙しい日々の中では、どうしてもケアレスミスや疲労感が重なってしまうこともあるかもしれませんね。「タスクの見える化」や「スケジュールの外部化」(ToDoリストアプリ・付箋・タイマーなど)を上手に使ったり、ご自身の特性に合った工夫をされることで、少しでも心と体の負担が軽くなるといいなと思いました。
こうしてご自身の経験を言葉にされることは、同じように悩む方への大きな励ましになると思います。これからのご活躍を、心から応援しています。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。