こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
また久しぶりのブログになってしまいましたが、皆様お元気でしょうか？
スタッフはみな元気に毎日出勤をしています。
朝夕の気温差もあり、体調が崩れやすい季節でもありますので、皆さん気を付けられてください。
スタッフも新型コロナウイルスの感染対策はもちろん、普段の体調管理も意識して取り組んでいこうと思っています。

今日は個別の取り組みをご紹介したいと思います。
今回ご紹介する取り組みはコロコロキャッチです。
スタッフが転がしたスーパーボールをお子さんが紙コップでキャッチするというやり方で行いました。
療育の目的は、眼球運動を鍛えること、物を目で追う経験を積むこと、ルールを理解して取り組むことです。

始めはかご等大きなもので転がしたボールをテーブルから落ちる前にキャッチするという方法で行っていたのですが、お子さんによっては落ちることを見る方が楽しくなり、なかなかうまくいきませんでした。
そこで、落ちる前に紙コップでキャッチする形にすることで、捕まえるという別の楽しみをお子さんが見出すことができ、少しずつ取り組みができることが増えてきました。
キャッチした時にほめることで、お子さんも嬉しくなり「もう１回しよう！」と言ってくれることも多くなってきました。
また、お子さんの好きなキャラクターのワッペンを紙コップにつけるとさらにやる気が上がり、意欲的に取り組んでくれることもありました。
様々な眼球運動の活動を組み合わせながら繰り返し取り組むことで、どのお子さんも少しずつボールを捕まえられるようになってきているように思います。


今回の眼球運動のトレーニングでは、うまくいかないことももちろんありましたが、どうすればお子さんが興味を持って活動に取り組んでくれるだろうと考えることで、そのお子さんに一番あったやり方を見つけることができました。
お子さんが何に興味があるか、どんなトレーニングだったら楽しく取り組めるかを第一に考えながら、今後も工夫をしながらトレーニングを考えていきたいと思います。