前回に引き続き、体幹の低緊張のお子さまが座って活動に取り組む際に、ここだけは注意してほしいポイント3選を前編・後編に分けて、共有させていただきます。
今回は後編となります。
この後編では、2つ目・3つ目のポイントをお伝えします。
ポイント②:疲れたサインが出たら、発散する!
お子さまが座って活動していて、疲れてきたり集中が切れたりすると机に寝そべったり、体をねじったりのサインが出てきます。
お子さまが今まで体幹が低緊張で過ごされてきたので、筋肉の持久力はそこまで高くないと考えられます。座っていて疲れたサインがでたら、活動が途中でもイスから立って気分転換をしましょう。
追いかけっこしたり、遊んだりして発散してから、また続きを座って行うと良いと思います。
座れる時間が大体5分くらいのお子さまでしたら、時間で区切って活動するのも良いかもしれません!例えば、準備運動→5分着座→立って発散→5分着座の流れにすると、良い姿勢で座る時間を延ばせるかもしれません。
ポイント③:継続する事!
継続って難しいですよね。持久力を向上させるのは、大人でも1日2日では身につかないですよね。1日だけ頑張って10km走ったとしても、持久力がいきなりアスリートレベルまでアップすることはないですよね。
持久力をつけるには、お子さまも同じく継続が必要です。
毎日じゃなくて良いので、保護者さまや療育を提供される方の状況に合わせて、継続して行きましょう!
【理学療法士コラム】座って活動に取り組む際のポイント(後編)
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23/01/18 10:13