第27回 福岡県作業療法学会 優秀演題賞受賞
弊社代表、吉田の発表した「幼稚園への発達支援コンサルテーションを通して明確化された作業療法士の可能性」の演題が、この度上記学会にて優秀賞をいただきました!
こちらの内容は、毎月テクノビ内で実施しているお子様の事例検討会をベースに、幼稚園に対しお子様の成長に合わせ、分析や介入方法の助言を行うサービスを提供した保育士へのインタビュー、質的分析を行った発表です。
療育と保育における環境資源の違いとして、一施設における支援者・教育者と子どもの割合の違いが大きいです。幼稚園や保育園となると、一人の保育士に対し数十人のお子様を見ていかなければなりません。その中で、療育場面で行っている関わりを同じように行うことは、実際は難しいことが多々あります。
お子様の能力に合った良い介入はいくつか見えているが、それを園の中の環境で実施することが難しい。。。そういったモヤモヤの解決を考えたサービスとして、発達支援コンサルテーションというサービスを開始しました。まだ走り始めたばかりのサービスですが、その幼稚園、保育園にしかできないインクルーシブ教育を療育者とともに研修や事例検討を通して行っていくことで、園の中でそのお子様に合ったスモールステップな介入を実現していければと考えています。
事業所の療育の質を高めることも大切ですが、お子様の活動主体は園や学校であり、そこでの介入の質に対して協業ができれば、さらにお子様、ご家族様にとっても安心できる社会になると思います。
まだまだ小さなサービスですが、学会で評価されたことは大変嬉しいことです。
今後もサービスの質の向上に向け、努力していきます!
福岡県作業療法学会~ともにふれる~
研修会・講演会
24/02/02 09:07