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【送迎あり】こぱんはうすさくら 札幌太平教室のブログ一覧

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【親子遊び方教室を開催しました】

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今日(10/23)㈰の午前に、【親子遊び方教室】を開催しました。
こぱんはうすさくら札幌太平教室をご利用中の、幼児さん親子2組にプラスして、
見学体験を希望された幼児さん親子3組が参加され、合計5組で実施しています。

見学体験の親子は、1歳7ヶ月の男の子、2歳7ヶ月の女の子、4歳の女の子とお母さん方でしたが、
最後まで参加され、
トレーニングの後の茶話会でも色々話ができました。  

今後、正式にご利用していただける可能性が高いです。

お母さん曰く「普段は人見知りする」「男の人が苦手」な子どもたちが、最後には、その場にも男性職員にもすっかり馴染んでいるのを見て、お母さん方も安心された感じです。

これから、たくさんのお子さんやお母さん方のご期待やご希望に応えられるように、
さらに頑張りたいと思っています。

茶話会の中で、
「子どもとどんなふうに遊んでいいか、遊び方が分からなかったので、今日の教室は勉強になり、楽しかった」と話されたお母さんや、
健診で保健師さんか心理士さんに言われたこと(「お子さんにとって、お母さんは物と同じ」など)を思い出して泣き出されたお母さんもいらっしゃいました。
お母さんには「まだ眠っている感覚があるように思います。いろんな刺激を与えて、人への関心を呼び覚まし、人と関わったり、遊んだりすることの楽しさや喜びを実感してもらうことも、今日のトレーニングの一つの目的です」などと答えています。

茶話会のあと、玄関まで、お子さんとお母さんを送り、お子さんには「また来てね」と声をかけました。
何十年ぶりかの親子トレーニングのリーダーを務めて、流石に疲れましたが、開始前の不安や緊張感から開放され、清々しさと満足感と、無事終わってホッとした安心感などで心地良かったです。

・昔々、僕がまだ30代前半の頃、旭川児童相談所に勤務していた時に、毎週月曜日に、障害児もしくはグレーゾーンの子どもたちの通所による集団療育を行っていました。

・当時、障害児保育、障害児教育がまだ充実しておらず、また、今のような児童デイサービスなどの身近な療育機関が全くなく、身近で療育を受けられない子どもたちとお母さんに児童相談所に通ってきてもらい、旭川児童相談所職員と旭川教育大学の学生ボランティアが療育を行っていました。

・そして、それは、お子さんの療育だけを行うのではなく、お母さんにも療育場面に参加してもらい、親子の色々な遊び方を提供するスタイルのものでした。

・「どんぐり教室」と言いますが、僕が旭川児相に異動するまでは、「どんぐり教室」は子どもにだけ療育を行うスタイルでした。

・子どもが療育を受けている間、お母さんたちは別室で待っていました。そして、療育が終了すると、戻ってきたお子さんと帰って行く形でした。

・お母さん方は、他のお母さんと話をしたりして、子どもたちの療育が終わるまでの時間を過ごしていました。

・そして、僕の代から、形を変えました。

・お母さんもお子さんと一緒に遊び、汗を流し、笑ったり、歓声をあげてもらう形に変えました。

・毎週1時間〜1時間半ほどの集団療育では、職員や教育大の学生ボランティアの人が子どもに個別に関われる時間は限られていますし、1週間に一度では、大きな療育の効果は期待しにくいと考えました。

・そこで、お母さんにも、セラピスト(療育担当者)になってもらい、療育場面で覚えたトレーニングや遊びを、家庭で毎日5分でも10分でも実施してもらったほうが効果が上がると考えました。

・それ以上に、お子さんと関わり、遊ぶことの楽しさや喜びをお母さん自身に味わってもらいたかったのです。

・お母さんの笑顔が、子どもの心を暖かく膨らませますし、「頑張ってやってみよう」という前向きの気持の原動力になるからです。

・また、日頃の家事、育児、関係機関とのやりとりなどで疲れているお母さんの心を発散し、癒やしてもらいたいと思ったからです。

・そして、この「親子遊び方教室」を続けていると、お子さんだけではなく、お母さん方にも変化が感じられるようになりました。

・年度末の3月に、お母さん方から寄せられたメッセージやスタッフのメッセージによる文集を作成していましたが、

「私自身が楽しめました」
「上の娘に、『お母さんがどんぐり教室に通うことを楽しみにしているみたいだね』と言われました」などの感想をいただき、

親子療育の形にして良かったと思いました。

・遊び方教室は、親子の愛着形成を深めることと、模倣性を高め、柔軟で滑らかな運動の習得を促すことなどを目的にしていました。

★今回は、この親子の遊び方教室を再現しましたが、これをもっとバージョンアップして、これからも、こぱんはうすさくら札幌太平教室の一本の柱として継続的に実施していければと考えています。

※児童発達支援・放課後等デイサービスは、子どもたちへの療育機関としてだけではなく、子どもたちが集まるコミュニティ、大きなファミリー、そして、お母さんやお父さん、ご家族のみなさんが集うコミュニティ、大きなファミリーとしての役割を持っているのではないかと僕は思っています。

※これから、スタッフ、子どもたち、ご家族の方と一緒に、こぱんはうすさくら札幌太平教室が成長していけるように、頑張ります。
但田たかゆき

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