こんにちは!保育士のたくまです。発語って、よく“コップの水”に例えられたりしますよね。
子どもは言葉を溜めるコップを持っていて、その中にどんどん言葉を溜めていって、急に発語が増える時はコップから言葉が溢れている時だって。
ユリシスに通う小学生のAくんが今まさにそうで。つい半年ほど前は「あお、あか、はさみ」など限られた言葉だったのが、最近になって急に語彙力が増え、「〇〇やって下さい」「〇〇ほしいです」など、まわりにはっきりと自身の要求を伝えられるようになってきました。
保育園の時から見ているので、彼の著しい成長には目を見張るばかりです。ユリシスで経験したことが少しでもお役に立っていたら、嬉しいですね。
「うちの子、言葉をなかなか覚えないな⋯」 そんなふうに感じたことってありませんか?
実は、子どもが言葉を覚えていくときには、大人が意識していなくても自然に使っている"ある力"が関係していると言われています。
それが 「相互排他性(そうごはいたせい)原理」 という考え方。名前だけ聞くと、なんのこっちゃですよね。アインシュタイン?いえ、違います😆
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんかも、実は多くの子どもが当たり前のように使っている、とても賢い学習方法なんですよ。
例えば、机の上にりんごと、見たことのない珍しい高級そうなマンゴーが置いてあるとします。
お子さんに「マンゴー取ってくれる?」とお願いすると、まだ「マンゴー」という言葉を知らなくても、見慣れない果物を取ってくることがあります。
これって、ちょっと不思議じゃないですか?子どもの頭の中で何が起こっているかというと、「りんごはもう"りんご"という名前を知っている」「だから、新しく聞いた"マンゴー"という名前は、きっともう一つの果物のことなんだ」と考えているのです。
これが相互排他性原理というもの。つまり、「一つの物には基本的に一つの名前があるはず」という考え方を使って、新しい言葉を推測しているんですね。
でも、この力が働きにくい子もいて、特に発達に特性のあるお子さんの中には、この推測が少し苦手なお子さんもいます。
「これがコップだよ」と教えても、次の日には別のコップを見て、「これはコップじゃない」となったり、新しい言葉を聞いても、「どれのこと?」と結び付けることが難しかったりします。
もちろん、これは「覚える気がない」といった本人の気持ちの問題というわけではなく、言葉と物を結び付けるマッチングの仕組みが、少しゆっくり育っているだけなのですね。
大人はつい、「昨日も教えたよね。」「何回言えば分かるの?」と言いたくなることがあります。
でも、お子さんによっては、毎回が"初めての学習"という感覚になっていることもあります。だからこそ、何度でも、穏やかに、同じ言葉を繰り返してあげることが、とても大切だと感じています。
コップの水のように、焦らず積み重ねた経験は、必ずお子さんの中に蓄えられていきます。お子さんによってコップの大きさに個人差があるって感じですね。
ユリシスでは、物を見せながら名前を伝えるだけではなく、実際に触ってみたり、遊びの中で何度も繰り返し「ちょうだい」「どうぞ」とやり取りをしながら言葉を添えるなど、楽しい気持ちと一緒に言葉を経験することを大切にしています。
言葉って、暗記するだけではなかなか育たないと思っていて。「伝わった!」「分かった!」「楽しかった!」という体験が積み重なることで、少しずつ意味を持った言葉として育っていくものだと思います。
子どもの言葉の発達は、階段を一段ずつ上るように進むこともあれば、しばらく同じ場所にいるように見えることもある。
でも、見えないところで理解の土台は少しずつ育っていて、「まだ話せない」ではなく、「今は言葉の土台を一生懸命つくっている途中なんだ」そんなふうに考えていただけると、お子さんへのまなざしが少し優しくなるかもしれません。
これからも、お子さん一人ひとりのペースを大切にしながら、「伝わるって楽しい!」という経験をたくさん積み重ねていけるよう支援していきたいと思います。
子どもは言葉を溜めるコップを持っていて、その中にどんどん言葉を溜めていって、急に発語が増える時はコップから言葉が溢れている時だって。
ユリシスに通う小学生のAくんが今まさにそうで。つい半年ほど前は「あお、あか、はさみ」など限られた言葉だったのが、最近になって急に語彙力が増え、「〇〇やって下さい」「〇〇ほしいです」など、まわりにはっきりと自身の要求を伝えられるようになってきました。
保育園の時から見ているので、彼の著しい成長には目を見張るばかりです。ユリシスで経験したことが少しでもお役に立っていたら、嬉しいですね。
「うちの子、言葉をなかなか覚えないな⋯」 そんなふうに感じたことってありませんか?
実は、子どもが言葉を覚えていくときには、大人が意識していなくても自然に使っている"ある力"が関係していると言われています。
それが 「相互排他性(そうごはいたせい)原理」 という考え方。名前だけ聞くと、なんのこっちゃですよね。アインシュタイン?いえ、違います😆
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんかも、実は多くの子どもが当たり前のように使っている、とても賢い学習方法なんですよ。
例えば、机の上にりんごと、見たことのない珍しい高級そうなマンゴーが置いてあるとします。
お子さんに「マンゴー取ってくれる?」とお願いすると、まだ「マンゴー」という言葉を知らなくても、見慣れない果物を取ってくることがあります。
これって、ちょっと不思議じゃないですか?子どもの頭の中で何が起こっているかというと、「りんごはもう"りんご"という名前を知っている」「だから、新しく聞いた"マンゴー"という名前は、きっともう一つの果物のことなんだ」と考えているのです。
これが相互排他性原理というもの。つまり、「一つの物には基本的に一つの名前があるはず」という考え方を使って、新しい言葉を推測しているんですね。
でも、この力が働きにくい子もいて、特に発達に特性のあるお子さんの中には、この推測が少し苦手なお子さんもいます。
「これがコップだよ」と教えても、次の日には別のコップを見て、「これはコップじゃない」となったり、新しい言葉を聞いても、「どれのこと?」と結び付けることが難しかったりします。
もちろん、これは「覚える気がない」といった本人の気持ちの問題というわけではなく、言葉と物を結び付けるマッチングの仕組みが、少しゆっくり育っているだけなのですね。
大人はつい、「昨日も教えたよね。」「何回言えば分かるの?」と言いたくなることがあります。
でも、お子さんによっては、毎回が"初めての学習"という感覚になっていることもあります。だからこそ、何度でも、穏やかに、同じ言葉を繰り返してあげることが、とても大切だと感じています。
コップの水のように、焦らず積み重ねた経験は、必ずお子さんの中に蓄えられていきます。お子さんによってコップの大きさに個人差があるって感じですね。
ユリシスでは、物を見せながら名前を伝えるだけではなく、実際に触ってみたり、遊びの中で何度も繰り返し「ちょうだい」「どうぞ」とやり取りをしながら言葉を添えるなど、楽しい気持ちと一緒に言葉を経験することを大切にしています。
言葉って、暗記するだけではなかなか育たないと思っていて。「伝わった!」「分かった!」「楽しかった!」という体験が積み重なることで、少しずつ意味を持った言葉として育っていくものだと思います。
子どもの言葉の発達は、階段を一段ずつ上るように進むこともあれば、しばらく同じ場所にいるように見えることもある。
でも、見えないところで理解の土台は少しずつ育っていて、「まだ話せない」ではなく、「今は言葉の土台を一生懸命つくっている途中なんだ」そんなふうに考えていただけると、お子さんへのまなざしが少し優しくなるかもしれません。
これからも、お子さん一人ひとりのペースを大切にしながら、「伝わるって楽しい!」という経験をたくさん積み重ねていけるよう支援していきたいと思います。