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綱引きって実はすごい!遊びながら身につく力がいっぱい

こんにちは!保育士のたくまです。今年も大成功のうちに幕を閉じたユリシス合同運動会。




中でも盛りがった競技のひとつが「綱引き」です。初めて取り組んだという子もちらほら居たにも関わらず、年齢や障がいに関係なく誰もが楽しそうに取り組んでいました。




全然話は変わりますが、中学生の頃、部活動(野球部)のトレーニングの一環で、町内の綱引き大会に参加したことを思い出しました。




初恋の女の子(体操部)がギャラリーにいて、妙に意識してカッコつけて綱を引いていました。どんな風に綱を引いたら腕の筋肉が引き立つか、とか。どのタイミングで帽子(野球帽)を飛ばすとカッコいいか、とか。15歳の冬、青春真っ盛りでした。




そんな下心丸出しな中学生をも夢中にさせる。ある意味、普遍性のあるスポーツですよね、綱引きって。オリンピックで正式種目にすれば、盛りあがる気がします。




さてさて今日は、そんな子どもたちが大好きな「綱引き」についてのお話です。




綱引きって、運動会やレクリエーションで楽しむイメージが強いですよね。でも実は、発達支援の視点で見ると、とっても“優秀な療育”なんですよ。




「遊んでいるだけに見えるけど、どんな効果があるの?」と思われる保護者の方に、今日はその魅力をわかりやすくお伝えできたらいいなと思います!




綱引きは、腕だけではなく、背中・お腹・足・指先まで全身をフルに使う運動です。

綱をしっかり握る→握力・手指の力
後ろに体重をかけて踏ん張る→体幹・下半身の筋力
仲間に合わせて力を調整する→身体のコントロール力

普段の運動では意識しづらい部分まで自然と鍛えられるので、姿勢が安定しやすくなったり、学習面ではえんぴつの筆圧が上がったりする子もいるんですよ。




綱の“ザラザラ”した感触、相手チームの動き、足元の踏ん張りなど、綱引きには感覚統合の要素がぎゅっと詰まっています。

綱の感触を頼りに力を調整する
相手の動きを見て自分の力を変える
足で踏ん張って身体の位置を保つ

これらは、日常生活の中で「バランスを取る」「姿勢を保つ」力につながっていきます。




綱引きはチーム戦。自分だけが頑張っても勝てず、仲間の力が合わさって初めて綱が動きます。これは、子どもたちにとってとても大切な学びだと思っていて。

「みんなで力を合わせるって楽しい!」
「頑張っても負けることがある。でも次また頑張ろう!」
「応援すると力が湧いてくる!」

こうした 社会性・感情の育ちが、遊びの中で無理なく身についていきます。負けると悔しくてがっかりしますが、気持ちの立て直しも経験できます。感情のコントロールに課題のある子にとっては、しなやかな心を育てるのにうってつけ。




感情のエネルギーをため込みやすいお子さんにとって、綱引きはガッと力を出せる貴重な運動。大声を出す必要もなく、場所もそれほど取らないため、「全力発散」しながらも安全に行えるのが魅力です。だから終わった後、「なんかスッキリした〜!」と笑顔になる子も多いんですよね。




綱引きは、勝っても負けても「力を合わせて頑張れたね!」という声かけがしやすい活動です。少しずつ、自分から綱を握れるようになった、姿勢を保てる時間が伸びた、相手に合わせて力を調整できた。こんな小さな“できた!”を積み重ねることで、子どもたちの自信が育っていきますよ。




綱引きって、ただの力比べじゃないってこと、お分かり頂けたでしょうか。子どもたちの身体・感覚・心の育ちをギュッと支えてくれる、実はすごい療育活動なんですよね。




これからも「楽しさ」を入り口に、遊びの中で大切な力を育てる時間を大切にしていきます。もしお家でもロープやひもを使ってミニ綱引きごっこをする機会があれば、ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。




ちなみに高畑では、日々の主活動でも綱引きを頻繁に取り入れています。“毎日が運動会”。当事業所がそんな風に呼ばれる理由はそんなところにあります😁
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