こんにちは! 保育士のたくまです。突然ですが、皆さんはダチョウ倶楽部さんの有名なギャグをご存じでしょうか?
熱湯風呂を前にして、「押すなよ!絶対押すなよ!」と言いながら、結局押されてしまうあのネタ(笑)。私はダチョウ世代なので、ど真ん中ですが、ご存知ない方はググってみて下さい😊
これ、心理学で言うと「カリギュラ効果」っていうらしく、簡単に言うと、「禁止されるほど、そのことが気になってしまう現象」のこと。
例えば、「この箱は開けないでください。中を絶対に見ないでください」と言われると、なぜか見たくなりませんか?
本屋さんで「閲覧禁止!」なんて書いてあったら、むしろ気になって仕方ありませんよね。ダメって言われると余計にやりたくなる。これって大人も子ども同じですね。
療育の現場でもよく見かける光景です。例えば、「走っちゃダメ!」と言った瞬間に走り出したり、「そこは触っちゃダメ!」と言った瞬間に触ってみたり。
もちろん、命に関わる危険な場面で止めるのは必要なので、そういう時に“ダメ!”と強い口調になることはあります。ハサミを持って走っていたり、車道に出てボール遊びしていたり。緊急性が高ければ高いほど、強い口調が必要な時もあります。
ただ日常の多くの場合、四六時中、命に関わる場面という訳でもない。もし常に命に関わる危険な場面だとしたら、支援者は常に子どもたちに強い口調で叱りつけてなきゃいけなくなる。これはこれで子どもは息苦しいし、周りの大人もしんどい。
保護者の方から、「何回言ってもやめないんです」という相談をいただくことがよくあります。
ただ、これって子どもがわざと反抗しているとは限らないんですよね。実は、「ダメ」と言われたことで、その行動への意識が強く向いてしまっている場合もあるんです。
ここで少し実験。下記の言葉を目をつぶって頭のなかで復唱してみて下さい。
「ピンク色のゾウを想像しない」
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どうでしょう?たぶん多くの方が頭の中にピンク色のゾウを思い浮かべたと思います(笑)。
だから、「走っちゃダメ!」と言われると、脳の中ではまず「走る」が浮かびます。人間の脳は、「〇〇しない」よりも、「〇〇」の部分に意識が向きやすいんですね。
そこでおすすめなのが、やめてほしい行動ではなく、してほしい行動を具体的に伝えること。
例えば、「走っちゃダメ!」ではなく、「ゆっくり歩こうね」とか、小さいお子さんなら「カメさんの歩き方真似してみて」とか。
「大きな声を出しちゃダメ!」ではなく「小さな声でお話ししようね」「アリさんの声でお話しよう」とか。「立っちゃダメ!」ではなく「おしりをマットにつけよう」「石の真似してみて!」というように、子どもにもイメージしやすいよう具体的に伝えること。
すると子どもは、「何をやめるか」ではなく、「何をすればいいのか」が頭に浮かび、行動に移しやすくなります。
もちろん、すべてがこれで解決するわけではないのですが、「押すなよ!押すなよ!」と言われたら押したくなるように、「◯◯ダメ!△△ダメ!□□ダメ!」と言われ続けると、どうしても子どもの意識はその行動に向いてしまうんですよね。
だからこそ、子どもに伝える言葉を少しだけ工夫して、
「してほしい行動」を具体的に伝えてみる。それだけで子どもの反応が変わることも少なくありません。
子育てをしていると、つい「ダメ!」が増えてしまう日もあります。それは決して悪いことではありません。毎日頑張っているからこそ、思わず口から出てしまう言葉だと思うんです。
ただ、もし余裕のある時には、「この子に何をやめてほしいかな?」ではなく、「この子に何をしてほしいかな?」と頭の中で変換してみる。
きっと子どもにも、そして大人にも、少し優しい関わり方につながるはずですよ。
熱湯風呂を前にして、「押すなよ!絶対押すなよ!」と言いながら、結局押されてしまうあのネタ(笑)。私はダチョウ世代なので、ど真ん中ですが、ご存知ない方はググってみて下さい😊
これ、心理学で言うと「カリギュラ効果」っていうらしく、簡単に言うと、「禁止されるほど、そのことが気になってしまう現象」のこと。
例えば、「この箱は開けないでください。中を絶対に見ないでください」と言われると、なぜか見たくなりませんか?
本屋さんで「閲覧禁止!」なんて書いてあったら、むしろ気になって仕方ありませんよね。ダメって言われると余計にやりたくなる。これって大人も子ども同じですね。
療育の現場でもよく見かける光景です。例えば、「走っちゃダメ!」と言った瞬間に走り出したり、「そこは触っちゃダメ!」と言った瞬間に触ってみたり。
もちろん、命に関わる危険な場面で止めるのは必要なので、そういう時に“ダメ!”と強い口調になることはあります。ハサミを持って走っていたり、車道に出てボール遊びしていたり。緊急性が高ければ高いほど、強い口調が必要な時もあります。
ただ日常の多くの場合、四六時中、命に関わる場面という訳でもない。もし常に命に関わる危険な場面だとしたら、支援者は常に子どもたちに強い口調で叱りつけてなきゃいけなくなる。これはこれで子どもは息苦しいし、周りの大人もしんどい。
保護者の方から、「何回言ってもやめないんです」という相談をいただくことがよくあります。
ただ、これって子どもがわざと反抗しているとは限らないんですよね。実は、「ダメ」と言われたことで、その行動への意識が強く向いてしまっている場合もあるんです。
ここで少し実験。下記の言葉を目をつぶって頭のなかで復唱してみて下さい。
「ピンク色のゾウを想像しない」
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どうでしょう?たぶん多くの方が頭の中にピンク色のゾウを思い浮かべたと思います(笑)。
だから、「走っちゃダメ!」と言われると、脳の中ではまず「走る」が浮かびます。人間の脳は、「〇〇しない」よりも、「〇〇」の部分に意識が向きやすいんですね。
そこでおすすめなのが、やめてほしい行動ではなく、してほしい行動を具体的に伝えること。
例えば、「走っちゃダメ!」ではなく、「ゆっくり歩こうね」とか、小さいお子さんなら「カメさんの歩き方真似してみて」とか。
「大きな声を出しちゃダメ!」ではなく「小さな声でお話ししようね」「アリさんの声でお話しよう」とか。「立っちゃダメ!」ではなく「おしりをマットにつけよう」「石の真似してみて!」というように、子どもにもイメージしやすいよう具体的に伝えること。
すると子どもは、「何をやめるか」ではなく、「何をすればいいのか」が頭に浮かび、行動に移しやすくなります。
もちろん、すべてがこれで解決するわけではないのですが、「押すなよ!押すなよ!」と言われたら押したくなるように、「◯◯ダメ!△△ダメ!□□ダメ!」と言われ続けると、どうしても子どもの意識はその行動に向いてしまうんですよね。
だからこそ、子どもに伝える言葉を少しだけ工夫して、
「してほしい行動」を具体的に伝えてみる。それだけで子どもの反応が変わることも少なくありません。
子育てをしていると、つい「ダメ!」が増えてしまう日もあります。それは決して悪いことではありません。毎日頑張っているからこそ、思わず口から出てしまう言葉だと思うんです。
ただ、もし余裕のある時には、「この子に何をやめてほしいかな?」ではなく、「この子に何をしてほしいかな?」と頭の中で変換してみる。
きっと子どもにも、そして大人にも、少し優しい関わり方につながるはずですよ。