こんにちは!保育士のたくまです。先日、とある保育園で偶然こんな場面を見かけました。
「どうしてお友達を叩いたの?自分が叩かれたらどう?嫌でしょ?」
年中さんくらいのお子さんに対して、保育士さんがお子さんと目線を合わせ、厳しい表情で諭していました。
お子さんは少し困惑した様子でひと言、「わかんない⋯」
それを聞いた保育士さんは、「わかんないじゃないの。どうして分からないの?自分が叩かれたら嫌でしょ?叩いたらダメなの!」
どうやらその子はお友達とおもちゃの取り合いになったらしく、衝動的にお友達を叩いてしまったことが分かりました。
年中さんくらいなら、こういうケースって、結構ありますよね。言葉で上手く言えないから思わず手が出ちゃうってこと。
この保育士さんは“お友達を傷つける行為に対しては厳しく”という気持ちが強かったのかもしれません。
ただ、気持ちはすごく理解できるのですが、私はちょっと違和感を感じてしまいました。
「自分が叩かれたらどう?嫌でしょ?」
実は、この言葉って未就学のお子さんにはあまり効果が期待できないことがあるんですよね。
「え?相手の気持ちを考えさせるのは大事じゃないの?」 そう思われる保護者の方も多いかもしれません。
もちろん、その考え方は間違いではなくて。 ただ、未就学児ということから、今の発達段階では少し難しい課題だと思っていて。
3~6歳頃の子どもは、少しずつ相手の気持ちを理解できるようになりますが、「自分が〇〇されたらどう感じるか」を想像し、それを他人の気持ちに結び付ける力は、まだ発達の途中なんですよね。
特に発達障害のあるお子さんでは、自分の気持ちで精一杯。不安や興奮で頭がいっぱいになり、衝動的に手が出てしまう、ということも少なくありません。
そんな時に、「自分が叩かれたら?」と聞かれても、「別に平気」「わかんない」となってしまう。
決して反省していないわけではなく、まだその想像をする力が育ちきっていないだけなんですよね。
では、どう伝えればいいのか?というところですが、おすすめは、「大好きな人」に置き換えて考えてもらうこと。
例えば、「もしママが誰かに叩かれていたら、どんな気持ちになる?」あるいは、「先生が悲しい顔をしていたら、どう思う?」このように聞くと、多くのお子さんは少し表情が変わって、ヤダ」「かわいそう」「助ける」そんな言葉が返ってくることがあります。
子どもにとって、「自分」よりも「大好きな人」の方が感情をイメージしやすいんですね。
ママが泣いていたら悲しい。先生が痛そうなら心配。その気持ちは、子ども自身が日頃から経験している感情だから。
そして最後に、「○○ちゃんのお友達も、きっと同じくらい痛かったね」と優しく紐づけてあげることで、
初めて相手の気持ちへ橋渡しができます。
実は、叩く行動には理由があります。遊びたかった、おもちゃを貸してほしかった、嫌だった、ビックリした、不安だった、言葉で伝えられなかったなどなど。
つまり、叩くことが目的ではなく、お子さんにとっては「困っている」というサインであることも少なくないんですよね。
その理由を一緒に探してあげることが、叩くという行動を減らす近道だと私は思っています。
子どもは、叱られて成長するよりも、「どうすればよかったか」を一緒に考えてもらうことで成長していくものだと思います。
「自分が叩かれたらどう?」という言葉が悪いわけではないのですが、未就学のお子さんには少しだけ理解が難しい。
だからこそ、「もしママが叩かれていたらどう思う?」
というように、子どもが想像しやすい形で伝えてあげると、心に届きやすくなる。
子どもは、毎日の関わりの中で少しずつ相手を思いやる力を育てていきます。焦らず、一歩ずつ。その積み重ねが、やがて「お友達を大切にできる心」につながっていくと思いますよ。
「どうしてお友達を叩いたの?自分が叩かれたらどう?嫌でしょ?」
年中さんくらいのお子さんに対して、保育士さんがお子さんと目線を合わせ、厳しい表情で諭していました。
お子さんは少し困惑した様子でひと言、「わかんない⋯」
それを聞いた保育士さんは、「わかんないじゃないの。どうして分からないの?自分が叩かれたら嫌でしょ?叩いたらダメなの!」
どうやらその子はお友達とおもちゃの取り合いになったらしく、衝動的にお友達を叩いてしまったことが分かりました。
年中さんくらいなら、こういうケースって、結構ありますよね。言葉で上手く言えないから思わず手が出ちゃうってこと。
この保育士さんは“お友達を傷つける行為に対しては厳しく”という気持ちが強かったのかもしれません。
ただ、気持ちはすごく理解できるのですが、私はちょっと違和感を感じてしまいました。
「自分が叩かれたらどう?嫌でしょ?」
実は、この言葉って未就学のお子さんにはあまり効果が期待できないことがあるんですよね。
「え?相手の気持ちを考えさせるのは大事じゃないの?」 そう思われる保護者の方も多いかもしれません。
もちろん、その考え方は間違いではなくて。 ただ、未就学児ということから、今の発達段階では少し難しい課題だと思っていて。
3~6歳頃の子どもは、少しずつ相手の気持ちを理解できるようになりますが、「自分が〇〇されたらどう感じるか」を想像し、それを他人の気持ちに結び付ける力は、まだ発達の途中なんですよね。
特に発達障害のあるお子さんでは、自分の気持ちで精一杯。不安や興奮で頭がいっぱいになり、衝動的に手が出てしまう、ということも少なくありません。
そんな時に、「自分が叩かれたら?」と聞かれても、「別に平気」「わかんない」となってしまう。
決して反省していないわけではなく、まだその想像をする力が育ちきっていないだけなんですよね。
では、どう伝えればいいのか?というところですが、おすすめは、「大好きな人」に置き換えて考えてもらうこと。
例えば、「もしママが誰かに叩かれていたら、どんな気持ちになる?」あるいは、「先生が悲しい顔をしていたら、どう思う?」このように聞くと、多くのお子さんは少し表情が変わって、ヤダ」「かわいそう」「助ける」そんな言葉が返ってくることがあります。
子どもにとって、「自分」よりも「大好きな人」の方が感情をイメージしやすいんですね。
ママが泣いていたら悲しい。先生が痛そうなら心配。その気持ちは、子ども自身が日頃から経験している感情だから。
そして最後に、「○○ちゃんのお友達も、きっと同じくらい痛かったね」と優しく紐づけてあげることで、
初めて相手の気持ちへ橋渡しができます。
実は、叩く行動には理由があります。遊びたかった、おもちゃを貸してほしかった、嫌だった、ビックリした、不安だった、言葉で伝えられなかったなどなど。
つまり、叩くことが目的ではなく、お子さんにとっては「困っている」というサインであることも少なくないんですよね。
その理由を一緒に探してあげることが、叩くという行動を減らす近道だと私は思っています。
子どもは、叱られて成長するよりも、「どうすればよかったか」を一緒に考えてもらうことで成長していくものだと思います。
「自分が叩かれたらどう?」という言葉が悪いわけではないのですが、未就学のお子さんには少しだけ理解が難しい。
だからこそ、「もしママが叩かれていたらどう思う?」
というように、子どもが想像しやすい形で伝えてあげると、心に届きやすくなる。
子どもは、毎日の関わりの中で少しずつ相手を思いやる力を育てていきます。焦らず、一歩ずつ。その積み重ねが、やがて「お友達を大切にできる心」につながっていくと思いますよ。