小学生さんのグループワークで、『たすけ合い体感ゲーム』というSSTをしています。
「困ったことが起きたらどうしよう?」
「何て言えばいいの?」
「誰に伝えたらいいの?」
まずは「たすけて!」と伝えることが必要です。
このゲームは、
助けてもらう・助けてあげる
お礼を言う・お礼を言われる
嬉しい気持ちを伝える・一緒に喜ぶ
など
達成感や、大事にされる喜び、必要とされる喜びを感じながら
「たすけて!」を伝える援助希求力を高めるものです。
実際にゲームをすすめると、助けてあげようと一生懸命アイテムを探したり、このアイテムでも助けられるよ!とアイデアを膨らませたり、とても盛り上がります。
「たすけて!」を伝えることが苦手でも、「たすけてあげたい!」という気持ちには戸惑う様子なく、みんな素直に表現しています。
ゲームが進行していくと、自然と「たすけて!」「ありがとう!」「よかったね!」という言葉が交わされ、一体感も高まります。
友達同士で楽しくゲームをする中で、人と関わる楽しさ、助けを求める大切さ、人を助ける喜び、大事にされる喜びを体感し、
いざ困ったときにどうしたら良いか、自分で考え発信し、周りの人の助けを借りながら乗り越える力をつけていってもらいたいです。
集団療育(SST)
教室の毎日
23/01/17 16:43