単語や文をつなげて読めない

単語や文章を一音ずつ、ぷつぷつ途切れながら読んでしまう様子が気になっていませんか?これには、「目のスムーズな動き」や「文字を音に素早く変換すること」や「単語のまとまりを捉えること」などが苦手である可能性があります。原因は多岐に渡りますが、ここでは日常で簡単に取り組みやすい3つの手だてをご紹介します。

11701 view

単語のまとまりとして捉えることが難しいと、流暢に読むことが難しくなります。その場合、意味のある単語のまとまりとして捉えやすくする遊びを行うと良いでしょう。
ルール・準備物
・言葉探しプリント  インターネットで「ことば探し」と検索すると様々なレベルのことば探しプリントが見つかります。 ☆やり方 めちゃくちゃな文字列から存在する言葉を探す
ランダムに書かれた文字列の中から、お子さんに言葉をさがしてもらいます
平仮名は読めるのに、単語を「文字のまとまり」として読めないときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
平仮名は読めるのに、単語を「文字のまとまり」として読めないときは…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
時間を計ると、よりゲーム感が増して、学びが楽しくなるでしょう。 お子さんの興味に合わせた言葉で手作りしてみるのもいいでしょう
平仮名は読めるのに、単語を「文字のまとまり」として読めないときは…の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
平仮名は読めるのに、単語を「文字のまとまり」として読めないときは…の画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ワンポイント
探す言葉はお子さんの好きなものの名前などにすると、楽しんで取り組みやすいです。 また、お子さんに問題をつくってもらい大人が解くのも、楽しみ方として取り入れてもいいでしょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『学習・工作』TOPへ戻る >