小さい文字(「っ」「ょ」)などを書き間違える 

「きっぷ」を「きぷ」と書いてしまう…。そんなことはありませんか? 「っ」や「ょ」などの小さい文字は、読みの苦手なお子さんがつまずきやすいポイントです。これらの文字は1文字の音として発音されないので、存在を意識しにくいという特徴があります。どんな工夫をすれば、小さい文字を覚えられるのでしょうか?

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私たちが英語で発音しにくい音は、聞き取りにくいと思います。同様に、子どもたちが日本語を学ぶときも、発音が曖昧であると聞き取りも曖昧になってしまいます(「つ」▶︎「ちゅ」、「さ」▶︎「しゃ」など)。この場合、まずは口を使った遊びを通して発音する力を高めることも大切です。
1 口を使った遊びを紹介します 2 シャボン玉 ただ吹くだけでは小学生は飽きるので、シャボン玉を追いかけて潰すゲームにするなど、お子さんの年齢に合わせて工夫してみましょう
発音が苦手で、自分の耳で音の違いがわかっていないのかな?と感じたときはの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
3 ・ピンポン球ホッケー(口で吹いてハイパーホッケーのように遊ぶ)
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4 ・吹き矢
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5 ・吹き戻し
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6 ・風船とばし
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7 その他、リコーダーや鍵盤ハーモニカなどもよいでしょう。
ワンポイント
楽しみながら、口を動かす感覚を身につけさせます。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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