小さい文字(「っ」「ょ」)などを書き間違える
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「きっぷ」を「きぷ」と書いてしまう…。そんなことはありませんか? 「っ」や「ょ」などの小さい文字は、読みの苦手なお子さんがつまずきやすいポイントです。これらの文字は1文字の音として発音されないので、存在を意識しにくいという特徴があります。どんな工夫をすれば、小さい文字を覚えられるのでしょうか?
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文字を読むとき、「っ」や「ょ」は1文字の音として発音されることはありません。そのため、音として意識されにくいので書き間違えられます。音を動作化することで、意識しやすくすることがポイントとなります。
ルール・準備物
単語が書いてある紙を複数個
1
「っ」のある単語、ない単語を混ぜた状態の単語カードを用意します。
2
「文字に合わせて手をたたくよ。ちいさい「っ」の時は、手をグーにするよ」とルールを伝えます。
3
説明しながら大人が手本を見せましょう。
大人が楽しそうにやってみせることが大切です。そうする事で「楽しそう!やりたい!」と積極的に練習に取り組んでくれるでしょう。
4
お子さんと一緒にやってみましょう。
お子さんのペースに合わせ、リズムに乗って楽しく取り組みましょう。
ワンポイント
「拍手」「グー」の動作はあくまで1例です。お子さんの興味に合わせて、ポーズのルールを作ると良いかもしれません。音と動作と読み方がお子さんの頭の中で一致することが大切です。
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高畑 脩平
先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師
奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員
奈良県障害者総合支援センター
作業療法士
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