公共の場で性器をさわる

不安を解消したくて触ることが癖になるお子さんも多いようです。

ここでは親子で安心して外出するためのヒントをご紹介します。

12068 view

ふとした時間を潰すかのように触っているときは、不安な気持ちをやわらげたり、感覚遊びとして行っている場合もあります。

なので「やめなさい」と声をかけるだけでは、変化が見られないこともあるでしょう。

この場合は、別の感覚遊びを提案してあげましょう。
ルール・準備物
手のひらサイズのコムボール やわらかい握りあそびのおもちゃ
お子さんの好きな感覚が満たされるようなアイテムを探してみましょう 好きな感覚に近い体験が得られる道具を用意しておきましょう。

道具はお子さん自身に選んでもらい、どこでも感覚遊びの欲求を満たせるように、手のひらサイズで持ち歩けるものがおすすめです。
空き時間には、お子さんにアイテムを渡してあげましょう
「感覚あそび」のアイテムを持ち歩こうの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「感覚あそび」のアイテムを持ち歩こうの画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
年齢が上がってきたら、人前でのマナーを教えてあげましょう 触っていい場所・だめな場所を伝えることも大切です。

「性器を触るのは自分の部屋だけ」など、具体的に伝えてあげましょう。
ワンポイント
触ることが癖になっている場合は、すぐに手を入れられるような服や、ズボンの上から触れる柔らかい素材の服ではなく、吊りズボン、オーバーオールや、デニム生地の服の着用、ベルトの使用等をすると良いでしょう。
にぎにぎぶどうボール ぷにゅグニョたまご
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『困った行動』TOPへ戻る >