公共の場で性器をさわる

不安を解消したくて触ることが癖になるお子さんも多いようです。

ここでは親子で安心して外出するためのヒントをご紹介します。

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大人が注意したときに、笑っていたり楽しいそうにしているときは、
「注目してもらうための手段」となっている場合があります。

「こっちを見て」などの、適切な言葉で伝えられるように練習しましょう。
1 大人に気づいてほしいとき、話したいときに何て言えば良いのか伝えましょう
気持ちを伝える方法を知ろうの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「ねぇ、ねぇ」「今、話してもいい?」といった簡単なフレーズや、
大人の服を引っ張る、カードを出すなど、お子さんに合った発信の手段を教えましょう。
2 初めのうちは、お子さんの様子をみて大人が先に声をかけてあげましょう
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手持ち無沙汰な時間がつづいている時や、お子さんが触ろうとしているときに、大人から「何かあった?お話したいときは『ねえねえ』だよね」などそっとサポートしてあげましょう。

そしてお子さんが上手に発信できたときは、少し会話を続けてみる、遊びの提案をするなどやりとりをしてみましょう。

ワンポイント
「性器をさわっている」ということに注目して過剰に反応しないことが大切です。 触るとすごくかまってもらえる、という誤った学びにつながる場合もあります。  お子さんが適切な方法で声をかけてくれたとき、 場合によっては十分に対応できない事もあるでしょう。 その際は、別の遊びを提案してあげると良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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