興味から、異性を一方的にさわろうとする 異性との距離感が近すぎる

異性への興味が高く、身体的な距離が近かったり、さわったりしてしまう…

そんなときは年齢に合わせたマナーを伝えていきましょう。

7994 view

異性と関わる場面でどう振る舞うか、お子さんとロールプレイをしてみましょう。
1 異性との関わりがある場面をイラストで示しましょう
場面に合わせて臨機応変に考えるのは難しそう…そんなときにお家でできる工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
2 イラストがどんな状況なのか、お子さんと確認しましょう 「ここはどこ?」「誰がいる?」「女の子は何してる?」
「男の子はどうしてる?」「どんな気持ちかな?」

など、お子さんと1つひとつ確認してみましょう。
3 場面に合わせた振る舞いのルールを伝えましょう
場面に合わせて臨機応変に考えるのは難しそう…そんなときにお家でできる工夫は?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「いきなり触ると、女の子はびっくりしちゃうね。声をかけたいときは、どうする?」

などお子さんに質問してみましょう。


迷っていたら、「『ねぇねぇ』『○○さん』と声をかけるといいね」
など、短くわかりやすく伝えましょう。
4 イラストの場面を、お子さんと一緒にロールプレイしてみましょう まずは大人が声をかける役になり、よい関わり見本を見せてから、お子さんに練習してもらいましょう。 5 ルールを守れていたら、良かったところをほめましょう 「ちゃんと3歩離れていたから、安心してお話できたよ」
など、具体的に良かったところを伝えてあげましょう。
6 他の場面でも同様に練習してみましょう
場面に合わせて臨機応変に考えるのは難しそう…そんなときにお家でできる工夫は?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
場面に合わせて臨機応変に考えるのは難しそう…そんなときにお家でできる工夫は?の画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
場面に合わせて臨機応変に考えるのは難しそう…そんなときにお家でできる工夫は?の画像5 クリックすると別画面で開いて拡大できます
これらの場面をお子さんと一緒にみて、どんな風にするとより良いか考えてみましょう。
ワンポイント
相手がどう感じるか、気持ちを想像することが難しい場合もあります。 隣の椅子に座ったらこう、 話しかけたいときはこう、 と、パターンでいくつか伝えていきましょう。 その際に、画像や写真、イラストを使うのも良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『困った行動』TOPへ戻る >