失敗や間違いを過剰に嫌がる
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失敗や間違いを過剰にこわがったり、一度失敗したことがあると二度とやろうしなかったり……だれでも失敗や間違いはきっと怖いもの。お子さんが自信を持つにはどうすればよいでしょうか。
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失敗したときに上手に気持ちを切り替える工夫をしましょう。
「消しゴムで消す」ことに大きなストレスを感じることがあります。
新しい紙にしたり、別の欄に書いてもらうのも良いでしょう。気持ちを切り替えやすくなります。 また、もう一度同じ問題を解く場合は、お子さんが解けるようヒントをたくさん出しましょう。お子さんが問題を解こうとしたことを認めてほめることも大切です。 お子さんが失敗や間違えをしたときに、大人の方から言葉をかけてあげましょう。
長文で励ますのではなく、お子さん本人がすぐに理解でき、自分でも使えるような簡単なフレーズにします。
例:「まぁいっか」「次がんばろう」「さ、もう1度書いてみよう」
細かく指摘をするのではなく、「惜しかったね、次は上手にできそうだね」など今の失敗よりも次の活動に意識が向くような声かけをしましょう。
ワンポイント
消しゴムは、きれいに消せず失敗した後が残ってしまったり、隣の文字まで消してしまったりして、なかなか先に進めなくなることも多くあります。失敗したことをあまり考えすぎないように、次のことをすぐ始めさせることがポイントです。
新しい紙にしたり、別の欄に書いてもらうのも良いでしょう。気持ちを切り替えやすくなります。 また、もう一度同じ問題を解く場合は、お子さんが解けるようヒントをたくさん出しましょう。お子さんが問題を解こうとしたことを認めてほめることも大切です。 お子さんが失敗や間違えをしたときに、大人の方から言葉をかけてあげましょう。
長文で励ますのではなく、お子さん本人がすぐに理解でき、自分でも使えるような簡単なフレーズにします。
例:「まぁいっか」「次がんばろう」「さ、もう1度書いてみよう」
細かく指摘をするのではなく、「惜しかったね、次は上手にできそうだね」など今の失敗よりも次の活動に意識が向くような声かけをしましょう。
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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