他者に対して過度に身体接触する
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小さいお子さんならまだしも、年齢が大きくなるにつれて大人や周囲のお友達に抱きつくと不快に思われることがあります。年齢に合わせて過度な身体接触を減らしていくために、お家で行えることをみていきましょう。
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幼少期に身に付けたコミュニケーションのとり方しか知らず、他に気持ちを表現する仕方を知らないのかもしれません。過度な身体接触が好ましくないことを理解していない場合もあります。
この場合は、お子さんの実年齢に応じたコミュニケーションのとり方を教え、身体接触の範囲や頻度、時間を減らしていきます。
1
過度な身体接触をすると、相手や周囲の人がどのように感じるか、伝えてみましょう
「抱きつくと、周りの人はびっくりしてしまうよ」などお子さんの理解に合った言葉で伝えましょう。
2
その時の年齢にあった関わり方を、わかりやすく伝えましょう
言葉では伝わりにくい場合は、こちらのイラストを使って伝えてみましょう。
友達同士の遊びの中で、お子さんが伝えた通り適切な関わり方を選べていたらしっかりとほめてあげましょう。 過度な身体接触をしてしまっているときは、「どうする約束だったかな?」と聞くようにしましょう。
この場合は、お子さんの実年齢に応じたコミュニケーションのとり方を教え、身体接触の範囲や頻度、時間を減らしていきます。
友達同士の遊びの中で、お子さんが伝えた通り適切な関わり方を選べていたらしっかりとほめてあげましょう。 過度な身体接触をしてしまっているときは、「どうする約束だったかな?」と聞くようにしましょう。
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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