他の人のものを勝手にとってしまう
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自分のものと相手のものを区別なく勝手に使ってしまう、とってしまう。順番を待てない…。
そんな場合の解決のヒントをご紹介します。
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黙ってとったらいけないと知らない、何て言うのかまだ覚えていない、ということもあるでしょう。
大人との遊びを通して、「かして」「ちょうだい」と相手に許可をとる練習をしてみましょう。
ルール・準備物
ブロック、積み木
1
ブロックを用意して、大人はたくさん持ち、お子さんには1つだけ渡しましょう
2
お子さんの手が伸びてきたら、フレーズを教えましょう
お子さんの手が、大人が持っているブロックに伸びてきたら「かして、だよ」とシンプルに伝えましょう。
3
「かして」と言えたらすぐに「どうぞ」とブロックを渡しましょう
「こう言えば、スムーズにもらえる!」という経験が大切です。
発音が不明瞭だったり、お子さんが自分から言うのに時間がかかっても、まずは渡してあげましょう。 4 生活の中で、「かして」が定着するよう色々な場面で取り入れてみましょう 大人が「かして、だよ」と促さなくてもお子さんが言えるよう、色々な場面で取り入れてみましょう。
かして、が出来るようになったら、遊び以外の場面でも使える「ちょうだい」など、他のフレーズも練習してみましょう。
大人との遊びを通して、「かして」「ちょうだい」と相手に許可をとる練習をしてみましょう。
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発音が不明瞭だったり、お子さんが自分から言うのに時間がかかっても、まずは渡してあげましょう。 4 生活の中で、「かして」が定着するよう色々な場面で取り入れてみましょう 大人が「かして、だよ」と促さなくてもお子さんが言えるよう、色々な場面で取り入れてみましょう。
かして、が出来るようになったら、遊び以外の場面でも使える「ちょうだい」など、他のフレーズも練習してみましょう。
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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