お当番の仕事が出来ない

係やお当番の仕事を忘れてしまったり、最後までやれなかったり……。園でできるようになるには、どうすればよいでしょうか。

3274 view

園でお当番がある多くの場合、「当番表」を活用しています。
その日に、誰が何のお当番か分かるようになっている表です。
当番表を見る習慣をつけることで、忘れずにお当番の仕事ができる工夫をしましょう。
1 自宅でも「当番表を見る機会」をつくり、習慣に組み込んでいきましょう お家のなかでできるお手伝いをいくつかピックアップします。
当番表を見る習慣をつけることが目的なので、お手伝い自体は簡単にできるものが良いでしょう。

(例)
・ごはんのときのあいさつ
・お片づけ
・お花の水やり
2 ピックアップしたお手伝いをもとに、当番表をつくります
当番があることはわかっているけれど、つい忘れてしまうときはどうする?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
当番の仕事が終わったらシールを貼ったり花丸を書いたりできる欄があると良いですね。 3 毎日当番表を見ながら「今日は何の当番だっけ?」と声をかけ、お子さんに確認してもらいましょう
当番があることはわかっているけれど、つい忘れてしまうときはどうする?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
当番表を見る時間は、毎日同じにすると習慣になりやすいでしょう。 4 慣れてきたら、当番表を見るための声掛けを減らしていきましょう
当番があることはわかっているけれど、つい忘れてしまうときはどうする?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
大人に促されなくても、自分から確認できるようになることが目的です。
大人の促しがなくても、当番表を確認していたらたくさんほめてあげましょう。
当番があることはわかっているけれど、つい忘れてしまうときはどうする?の画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
園でも取り組めるように、園の先生に当番表のある場所と毎日確認するタイミングはいつなのかを聞いて、お子さんに伝えましょう。
ワンポイント
お家で自分で当番表を確認した時にほめられる、という経験をたくさんすることで、園でも自分で確認できるようになってきます。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『幼稚園・保育園』TOPへ戻る >