係や当番の仕事を最後までやりきれない

係や当番の仕事をいつも忘れてしまったり、途中で止めてしまったり、といったことはありませんか。役割を果たせる工夫を紹介します。

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自分が「日直」ということが分かっても、何をすれば良いのか分からない・忘れてしまうときもあります。そんなときは、お子さんが自分で動けるようやることを分かりやすく伝えましょう。
1 お子さんと一緒に手順表を作りましょう
いざやろうと思ったら、何をすればいいのかわからなくなっている?そんなときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
役割の内容を「いつ」「どこで」「何をするのか」に切り分け、わかりやすく書けるとよいですね。

大切なことに色をつけたり、イメージしやすくなるよう簡単な絵を描いたりすのも一つです。

家庭で作る際には、事前に先生に相談し、係の仕事内容を詳しく教えてもらい、作ったものに間違いがないか聞いてみるのも良いでしょう。

また、他の子どもたちも使えるように、先生に係のしごと内容を詳しく書いた表を作ってもらうなど、提案するのも良いかもしれません。
2 リストを見ながら、お家でできることがあれば練習してみましょう
いざやろうと思ったら、何をすればいいのかわからなくなっている?そんなときは…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
手順表にはチェックボックスを用意し、できたらチェックをつけるながら進めましょう。また、最後はかならずほめてあげましょう。
ワンポイント
小さなファイルに入れたり、厚紙に書いたりすると、学校でも活用しやすくなります。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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