別教室への移動が難しい、遅れてしまう

つぎの授業のために教室を移動しなくてはいけないときに、教室に残ってしまったりみんなと一緒に行動ができなかったりすることはありませんか?お子さんにとっては、周りの状況に気づいてなかっただけかもしれません。ご家庭でもできる練習法をご紹介します。

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言われた指示の内容がわかりにくくて行動に移せない場合は、伝える内容をわかりやすくしていきましょう。先生の声がけに応じられるようになったら、友達の声がけに応じられるようにしていきます。
説明しながら、大事なことを書き出してみましょう
一生懸命きいているけど、話の内容を整理したり覚えておくのが苦手なのかな?と思ったときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
学校では先生に黒板に書いてもらえるよう相談してみたり、お友達の声かけを依頼するのも1つですね。

普段の生活から、お子さんに移動や切り替え、お出かけの際に少し長めの説明をして理解を確認したり、メモをしながら伝えたりして、どんな伝え方だとお子さんが行動しやすいのか観察しておくのも良いでしょう。
ワンポイント
「行かないとダメ」など否定的な表現はわかりにくいので、短く具体的な言葉で伝えましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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