おつかいで買うものを忘れる

おつかい中に、どこで何を何個買うのかを忘れてしまうこと、ありませんか?

お子さんが「おつかいができた!」と思えるように、どんな工夫ができるかを考えていきましょう。

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お買いもの内容をメモしていても、
お店の場所や商品の売り場が分からなくなってしまったり、どれを買うか迷ってしまうことがあります。

そんなときにお子さんが家に電話をして分からない事を聞くことができれば、お子さんの不安も解消されますね。
ルール・準備物
携帯電話 スマートフォン端末
1 事前に家で携帯電話や公衆電話の使い方を確認しましょう
もしお店でわからなくなったら、どうする?困ったときの対応方法の工夫は…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ワンプッシュで自宅やお母さんお父さんの携帯電話に繋がる機能があれば、それを設定して教えます。 2 電話をして買うものを聞く練習に取り組んでみましょう
もしお店でわからなくなったら、どうする?困ったときの対応方法の工夫は…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「お店についたら電話してね」と伝え、買い物にいってもらいましょう。

困ったときに「電話」という方法をとれるよう、本当に困った場面でだけ促すのではなくあえて買い物内容のメモ等は持たせず、「お店から電話をして、そこで買うものを知る」というルールにして取り組んで見るのも良いでしょう。

お子さんが不安で取り組むめない場合などは無理せずに、お子さんの理解に合った方法にしましょう。
3 電話がかかってきたら、まずはきちんと褒めましょう!
もしお店でわからなくなったら、どうする?困ったときの対応方法の工夫は…の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
まず、お子さんから電話がかかってきたら、
きちんとお店につけたこと、約束どおり電話ができたことなど、頑張ったポイントを褒めてあげましょう。

そして、その次に何を買うのか伝えましょう。色や形の違いなど、お子さんからの質問内容にも答えてあげましょう。
ワンポイント
1人でのおつかいは始めは心配になりますよね。GPS機能がある携帯電話を使えば、連絡がこなくてもお子さんが今どのあたりにいるのかが分かるので安心ですね。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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