おつかいで買うものを忘れる

おつかい中に、どこで何を何個買うのかを忘れてしまうこと、ありませんか?

お子さんが「おつかいができた!」と思えるように、どんな工夫ができるかを考えていきましょう。

7679 view

買い物をするお店やコーナー、商品、個数などをメモした紙を持たせておつかいに行ってもらいます。

買うアイテムを確認できるようにしておきましょう。いざお店で困ったとしても誰かに聞くこともできますよね。また、家で買うものを自分でメモすることに取り組んでもいいですね。
ルール・準備物
紙 ペン
1 メモするための紙とペンを渡します お子さんに買うものを自分でメモしてもらいましょう。
何を何個かうのか、口頭でつたえます。

紙に欄を予め用意しておくなどの工夫をしておくと、メモしやすくなりますね。
お店にいくと、買うべきものを忘れてしまう…そんなときにできる工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
2 お子さんが正しくメモできているかどうか確認しましょう 正しくメモがとれていれば「わかりやすくメモがかけたね」などほめてあげましょう。

同時に何かわからないとことがないか確認もしましょう。


また、牛乳や野菜などは種類が色々あるので、上の写真のように、商品を撮影したものに、いくつ買うのか、お子さん自身に書かせるとよいでしょう。
ワンポイント
メモするのが難しかったり、内容を間違えやすいときには、大人が予め書いたメモを渡して、「今日は牛乳1個とトマト2個を買ってきてね」と伝えてもいいでしょう。 買い物に出かける前に「何を買えばいいんだっけ?」と尋ねてあげ、メモを確認するという事をもう一度促してあげるのも良いですね。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『自立・外出』TOPへ戻る >