おつかいで買うものを忘れる

おつかい中に、どこで何を何個買うのかを忘れてしまうこと、ありませんか?

お子さんが「おつかいができた!」と思えるように、どんな工夫ができるかを考えていきましょう。

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買い物をするお店やコーナー、商品、個数などをメモした紙を持たせておつかいに行ってもらいます。

買うアイテムを確認できるようにしておきましょう。いざお店で困ったとしても誰かに聞くこともできますよね。また、家で買うものを自分でメモすることに取り組んでもいいですね。
ルール・準備物
紙 ペン
1 メモするための紙とペンを渡します お子さんに買うものを自分でメモしてもらいましょう。
何を何個かうのか、口頭でつたえます。

紙に欄を予め用意しておくなどの工夫をしておくと、メモしやすくなりますね。
お店にいくと、買うべきものを忘れてしまう…そんなときにできる工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
2 お子さんが正しくメモできているかどうか確認しましょう 正しくメモがとれていれば「わかりやすくメモがかけたね」などほめてあげましょう。

同時に何かわからないとことがないか確認もしましょう。


また、牛乳や野菜などは種類が色々あるので、上の写真のように、商品を撮影したものに、いくつ買うのか、お子さん自身に書かせるとよいでしょう。
ワンポイント
メモするのが難しかったり、内容を間違えやすいときには、大人が予め書いたメモを渡して、「今日は牛乳1個とトマト2個を買ってきてね」と伝えてもいいでしょう。 買い物に出かける前に「何を買えばいいんだっけ?」と尋ねてあげ、メモを確認するという事をもう一度促してあげるのも良いですね。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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