買い物に行くと必ず何かを「買って」とせがんでくる

お出かけ先でほしいものを見つけるとすぐに「買って買って~!」と駄々をこね、思い通りにならないと癇癪を起こしてしまうようなことはありませんか?そのようなときにはどのように声掛けをしたら良いのかをご紹介します。

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買うものをお子さんが自分で決めて、「買うものリスト」をつくります。

商品の個数を2つと決め、3つほしいものがあればリストに書き出したあと、自分で2つに絞りリストから消しましょう。
1 お買いものに行く前に、お子さんの買いたいものを書き出し、一緒にリストにしましょう
ほしいものの「買う」「買わない」の決め方の工夫の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
その際、各商品の金額と、お小遣いや予算を一緒に書いておきましょう。

お子さん自身で考える場合の検討材料になるでしょう。
2 「ほしいものリストから2つ買うよ」と購入可能な個数を伝え、選んでもらいます もし、買い物の途中で新たにほしいものができたら、もう一度リストに書き出し、改めて2つに絞ってもらいましょう。

決めたあとはリストから商品を消していきましょう。

お子さんにとっては、頭ごなしに却下されるのではなく検討のプロセスをきちんと踏んでもらえているという実感があるかないかで、納得の度合いが変わってきます。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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