お出かけの持ち物を一人で準備できない

忘れ物をしてしまったり、他の人のものを持ってきてしまうお子さんも、ちょっとした工夫で準備のしやすさに変化があるかもしれません。工夫をいくつかご紹介します。

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持ち物がいくつかあるときにはそれらをリストにして、持ったかどうかのチェックができるようにしておくと良いです。ただリストにするだけではなく、出かけるときに必ず目にする場所にそれを置いておき、チェックをすることもできるようにしておくと、より効果的です。
お出かけ先ごとに持ち物を箇条書きにした「持ち物表」を作ります
用意するアイテムに抜け漏れが多い…用意の効率がわるい…そんなときに出来る工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
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作った持ち物表を出かけるときに必ず目にする玄関、靴置き場などに貼ります
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自分の部屋や居間など、子どもが持ち物の準備をする場所にも同じ表を貼っておき、持ち物を準備する時に使ってもらいます
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ワンポイント
はじめのうちは、持ち物表を大人が声に出して読み上げて、お子さんに探させて、宝探しの遊びのようにしてもよいでしょう。また、持ち物表に「✔」を入れるマスを書いておいて、自分で再確認してもらうことを学んでもらってもいいですね。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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