順番を待てず割り込んでしまう

すべり台などの遊具に他の子が並んでいても、気にせず割り込んでしまうことはないですか?順番のルールを学んで、楽しく遊べるようになりましょう。

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「他の人が並んでいる」ことを少し離れた場所から目で見て確認しましょう。

一目散に向かうのではなく、一呼吸いれることで、どのように振る舞ったらいいかを事前に思い出すきっかけを作りましょう。
1 列から少し離れたところで問いかけてみましょう
目的にまっしぐらで周囲のことが見えていないのかも、と思ったらの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「今、すべり台にお友達並んでいるかな?」
「レジには何人ならんでる?」
「バス停には待っている人はいるかな?」

などと、人が並んでいるかどうかを確認してもらいます。
2 お子さんが「人が並んでいる」ことを把握したら、優しく声をかけてあげましょう 「そういうときにはどうするんだっけ?」と並ぶルールを確認します。 3 もし並んでいることを認識していない場合は、大人が誘導してあげましょう
目的にまっしぐらで周囲のことが見えていないのかも、と思ったらの画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「一緒に近くまでいって、『後ろにならぶ』やろうか」
「レジまで行って、一番後ろに並ぶよ」
などと声掛けをして、一緒に並んであげましょう。
ワンポイント
並んでいるかチェックすることは、お子さん本人が自分自身で状況を把握したり、どのように振る舞ったほうがいいかを判断する練習になります。 言葉だけの声掛けが難しい場合には、絵カードを使ってルールを思い出してもらいましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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