順番を待てず割り込んでしまう
すべり台などの遊具に他の子が並んでいても、気にせず割り込んでしまうことはないですか？順番のルールを学んで、楽しく遊べるようになりましょう。
20879
view
- 「並んでいる人がいたら、待つ」という暗黙のルールを知らないのかも？そんなときは
- 目的にまっしぐらで周囲のことが見えていないのかも、と思ったら
- 「今すぐできない」と知ってパニック、注意されてイライラ…そんなときは
「人が並んでいたら後ろに並んで待つ」というルールを充分に理解していないかもしれません。
ルールを事前に伝えて、出来たらたっぷりほめてあげましょう。
1
順番を待てない場面をよく観察しましょう
2
「いつも待てない場面」に合ったルールを伝えてあげましょう
「ブランコにお友達が並んでいたら、後ろに並ぼうね」と伝えたら、
「ブランコにお友達が並んでいたら・・・どうするんだけ？」と尋ねて理解できているか確認してみましょう。
絵カードを使うと、お子さんに伝わりやすくなります。 3 遊具の近くに行って列に近づいたら、改めて一声かけましょう 「並んでいるね、どうすればいいかな？」と声をかけ、
「後ろに並ぶ」ということを思い出してもらいましょう。
絵カードがある場合は、カードを見せるようにします。 4 お子さんがルールを守れたらたっぷり褒めてあげましょう
ワンポイント
遊具を見つけて遊びに行ってしまってから、ではなくて事前に伝えることがポイントです。
また、忘れないように「どうするんだっけ？」と理解しているかどうかを尋ねましょう。
買い物や、バスの乗り降りの順番待ちも同様に伝えてみましょう。
ルールを事前に伝えて、出来たらたっぷりほめてあげましょう。
「ブランコにお友達が並んでいたら・・・どうするんだけ？」と尋ねて理解できているか確認してみましょう。
絵カードを使うと、お子さんに伝わりやすくなります。 3 遊具の近くに行って列に近づいたら、改めて一声かけましょう 「並んでいるね、どうすればいいかな？」と声をかけ、
「後ろに並ぶ」ということを思い出してもらいましょう。
絵カードがある場合は、カードを見せるようにします。 4 お子さんがルールを守れたらたっぷり褒めてあげましょう
ワンポイント
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
14803 view
専門家が解説！発達の基礎知識
