静かにしていられない

図書館や病院など、お出かけ先の中には静かにしなければならない場所があります。「静かにする」とはどんなことか、お子さんに理解してもらいましょう。

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「静かにする」ことをゲームにすれば、「我慢」ではなく「楽しみ」となります。

メリハリをつけることで、お子さんも集中力をキープしやすくなります。
1 静かな場所に到着する前に、ルールを伝えましょう
静かにすることを「ゲーム」にしよう!の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「ここからはゲームがスタートするよ。どっちの方が、長くお話我慢できるかな?スタート!」

などお子さんが楽しめそうな方法を考えて伝えてみましょう。
2 秒数や静かにするエリアなどのルール設定は、お子さんに合わせましょう
静かにすることを「ゲーム」にしよう!の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
例えば、「30秒この部屋の中で静かにしたら、ゲームクリア!」なども良いでしょう。

最初のうちは、静かにする時間は極力少なくしてクリアしやすくします。
3 クリアしたら普通の声量で話せる機会をつくってあげましょう
静かにすることを「ゲーム」にしよう!の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
旦静かにするエリアを離れて、リラックスする時間を作るのも良いでしょう。

4 お子さんが静かにできていたら、きちんと褒めてあげましょう! そして、段々と静かにしていられる時間を増やしていきましょう。
ワンポイント
静かにするところに入る前に、始めることが重要です。 興奮気味になってしまい、どうしても静かにできない場合は、その場からいったん離れて落ち着くまで待つようにしましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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