公共交通機関で騒いだりはしゃいだりしてしまう

お子さんが好奇心旺盛で見たもの・聞いたこと・気になったことを大きな声で伝えようとしたり、楽しくなってはしゃいでしまったりすると、周囲の目が気になりますね。公共のマナーを守れるよう工夫してみましょう。

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声の大きさが見て分かるカードを作って、場所に応じて声の大きさを調整できるようになりましょう。どのようなとき、どれくらいの声の大きさが良いかカードを見ながら練習します。
ルール・準備物
声の大きさカード
1 声の大きさカードを作ります
声の大きさがどうしても調節できない…静かにしてと伝えているのに。そんなときに出来る工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
お子さんの知っている動物のイラストや、数字などを入れてわかりやすくすると良いでしょう。 2 声の大きさカードを見せながら、実際に声を出してみましょう
声の大きさがどうしても調節できない…静かにしてと伝えているのに。そんなときに出来る工夫は?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「1(ねずみさん)の声はこれくらいだよ」と、ちいさいひそひそ声で話します。
2(うさぎさん)の声は普通の会話程度の大きさ、3(ライオンさん)の声はみんなの前で発表する時くらいなど、大人が見本を見せて、お子さんにまねしてもらいましょう。


そして「電車のなかは?」「大人が電話をしているときは?」など問いかけながら、いつ・どこで、どれくらいの声の大きさが望ましいか一緒に考えてみましょう。
3 乗り物に乗る直前に、声の大きさカードを見せて、声の大きさを確認しましょう
声の大きさがどうしても調節できない…静かにしてと伝えているのに。そんなときに出来る工夫は?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
4 声の大きさを守れていたら、ほめましょう。
ワンポイント
声を大きくしてほしい時も、同じようにカードを使うことができます。「先生へのあいさつは2の声がいいな」など声をかけてみましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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