貸し借りができない

借りたいものを相手にうまく言えないのは気が小さいから?「貸して」と言われて貸せないのはケチだから?
いいえ、お子さん1人ひとりに違った理由があるのかもしれません。日常でよくある貸し借りの場面を乗り切るヒントをお伝えします。

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上手に貸してと言えても、貸してもらえない時もあります。

その時にどうすればいいのかを一緒に学んでいきましょう。
ルール・準備物
絵カード、簡単ないらすと
1 イラストや絵本をみながら、お子さんと一緒に考えてみましょう
上手に貸してと言えたけど、お友達に断られちゃう…その時の対応はどう伝えたら良い?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「こんな時、どうしたらいいかな?」と投げかけてみましょう。

イラストがなくても言葉だけで状況がイメージ出来る場合は、イラストを用意せずに聞いてみるのも良いでしょう。
2 お子さんが困っていたら、大人が提案してあげましょう
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他の遊びを選ぶ、というのも良いですね。
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「待って」「後で」というのは、「貸さない」という意味ではないと伝えてあげましょう。

「貸せるけど、貸すまで少し時間をちょうだい」という意味である事をお子さんに理解してもらえると良いですね。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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