順番を守ることが苦手

何度注意しても順番を抜かしてしまう・・・列に並んで待つ場合や、玩具の順番を待つ場合など、「順番」にも色々あります。順番待ちを上手にできるような工夫をご紹介します。

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自分が何番目に来るのか、どれくらい待つのかわからないとソワソワしてしまうもの。

複数人でゲームをするときの順番待ちについて考えてみましょう。

口頭だけではなく、数字の書かれたカードを渡してあげたり、時計に印をつけてあげるなど、目でみて確認できる工夫をするとより良いでしょう。
何番目に遊ぶのか分かる、数字の書かれたカードを渡しましょう
「待つ」といっても、どれくらい?自分の番までの見通しがついてないときはの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
必ず自分の順番が来ることや、あとどれくらい待てばよいか理解できるようにします。

順番をわかりやすくするために「プレイする人は旗をもつ」などアイテムを使ってもいいでしょう。
また○○さんの次、などでもよいでしょう。

お子さんの理解にあった方法で見通しをつけていけるとよいですね。
ワンポイント
お子さんと一緒に並んでいる場合は、一緒に残り人数のカウントダウンをするのも楽しいでしょう。 残り人数が3人の場合、「3・2・1」と書いて、順番が進むごとに数字を消してあげるなど進捗が見える形にしてあげるとより良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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