班での活動など友達と協力することが苦手

係の仕事や班活動で、上手く参加できない場合はどうしたらいいのでしょう。
人任せになってしまったり、反対に1人で全てやってしまったり。
そんな場合の工夫をご紹介します。

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「協力」という言葉はとても抽象的。
場面によってすべきことも違いますよね。
そんな時は「協力してね」ではなく、具体的な仕事内容を伝えましょう。
全て自分でしないといけないのではなく、周囲の人を頼ったり任せたり出来ることが大切です。
1 どのように周囲の人に頼めばいいのか簡単に説明しましょう 以下のイラストを使用してお話してみましょう
協力してほしいときに「手伝って」と他のお友達に頼むことが苦手なときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
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協力してほしいときに「手伝って」と他のお友達に頼むことが苦手なときは…の画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
2 次に、絵カードに書いてあるセリフを実際に使ってみたり、家族の中でロールプレイをしてみましょう
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ワンポイント
日常場面で「お母さん、これ持つの手伝って」など上手にお願い出来ているときは思い切り褒めてあげましょう。 最初から学校で出来なくても、仲の良い子との遊びの中で出来る、など本人が取り組みやすい場面からでもきちんと褒めてあげることが大切です。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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