ルールを守ることができない

授業中は静かに席に座るなど暗黙のルールが分からない、遊びのルールを覚えられない……ルールを守るための工夫をご紹介します。

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子どもにとって分かりやすい伝え方の工夫をします。「ちゃんとしなさい!」「●●できていないよ!」の声かけは、子どもにとっては理解しづらい伝え方かもしれません。「静かにするよ」「歩こうね」などと何をすれば良いか分かる伝え方をしましょう。
「何をすれば良いか」が分かるように具体的に伝えましょう
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否定や打消しでルールを伝えるのは避けてみましょう。
ダメだということが分かっても、お子さんは「でも、どうすればいいのかな?」と、取るべき行動が何なのか、分からないとなかなか行動に移せません。
「ちゃんとしなさい」「しっかりしなさい」なども避けましょう
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「ちゃんとする」とは何をすることなのか、具体的に伝えます。
ワンポイント
お子さんがルールを破ってしまう前に、具体的な言葉でルールを伝えられるとお子さんは失敗せず活動できます。 ルールを破ってしまう場面が分かったら、次からは事前に伝えるようにしてみましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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