ルールを守ることができない

授業中は静かに席に座るなど暗黙のルールが分からない、遊びのルールを覚えられない……ルールを守るための工夫をご紹介します。

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お子さんに守ってほしいルールを1冊のノートにまとめましょう。お子さんがノートを持ち歩いて、いつでも確認できるようにします。
ルール・準備物
B5程度のノート
お子さん専用のルールブックを用意してみましょう
行く先々にルールをつくってしまうと混乱しそう…そんなときに出来る工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ノートを1冊用意します。
子どもがいつも持ち歩けるくらいの大きさが良いでしょう。
お子さんに守って欲しいルールが出てきたら、ノートに記載します。 書き方は、お子さんがわかりやすい方法に統一しておくと良いでしょう。

下の例では、文字を書いたとなりに、お子さんがわかりやすいようにイラストを描いています
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書いたルールをお子さんと一緒に確認します
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お子さんと、ノートを確認するタイミングを決めましょう
行く先々にルールをつくってしまうと混乱しそう…そんなときに出来る工夫は?の画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ルールの内容によってタイミングを決めましょう。

例:遊びでのルールが多い場合……①登校前 ②下校してから遊びに行く前
ワンポイント
ルールブックを作る上で、「ソーシャルストーリー」が参考になります。興味のある方は、「ソーシャルストーリー」の書き方が分かる本を読んでみてください。
ソーシャルストーリー・ブック 入門・文例集
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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