ルールを守ることができない

授業中は静かに席に座るなど暗黙のルールが分からない、遊びのルールを覚えられない……ルールを守るための工夫をご紹介します。

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耳から聞いた言葉よりも、目で見た文字や絵の方が、頭でイメージしやすい・理解しやすい場合は、「見て分かる」工夫をしましょう。
1 遊びや活動の手順やルールを書き出します。①、②、③…と番号を振って箇条書きにすると良いでしょう
ルールを説明して、理解したと思ったのにいざ遊び始めると…そんなときに出来る工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ルールを説明して、理解したと思ったのにいざ遊び始めると…そんなときに出来る工夫は?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
・手順
・ルール
・やってはいけないこと
・マナー

を書き出しましょう。

上記4点すべて書き出す必要はありません。遊びや活動に合わせて必要なことを書き出します。
2 ルールを目で見て確認できるように、遊んでいるお子さんの目線の位置に貼ったり置いたりしましょう
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ルールを説明して、理解したと思ったのにいざ遊び始めると…そんなときに出来る工夫は?の画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
でのルールは、紙をスマートフォンなどで撮影し、外出先でも見て確認できるようにすると良いです。
ルールを守れていたら、たくさんほめてあげましょう。
ワンポイント
文字と一緒にイラストを描くと、お子さんはより理解しやすくなります。 ひらがなが読めない場合は、イラストだけでも良いでしょう。 イラストを描くのが難しい場合は、良い見本となる写真でもかまいません。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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