ファスナーが閉められない、おろせない

服は着れたけどファスナーが閉められず、前が開いていることはありませんか?ファスナーを閉めるためには、右手と左手で金具をつまみ、協調させる(右手は下方向・左手は上方向に動かす)必要があります。また、動かす方向に関しても、少しでもずれると閉められません。そこで、ファスナーを閉めるための工夫をご紹介します。

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ファスナーの引き手の部分が小さすぎてうまく手でつまめないことがあります。気軽に購入できるものを使って簡単に開けやすくする工夫をしましょう。
ルール・準備物
ジップタイ、ひも
引き手が小さくて手でつまみにくい場合は、ジップタイやひもなどをつけて、お子さんが指をひっかけて簡単に開け閉めできるようにしましょう。
チャームを引っ張るときにいつも躓いてるかも…そんな時にできる工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
金属製の引き手はすべりやすかったりしてつまみにくい場合があります。

上手につまめなくても、指でひっかければ開け閉めできるような工夫をしてあげるといいでしょう。
ワンポイント
ファスナーを上げるためには、右手は固定に使い、左手は引き上げに使います。遊びの中では、新聞紙をちぎる、ちぎり絵、お母さんの料理の手伝いとしてレタスちぎり・お父さんのおつまみとしてスルメ裂きなどは、ファスナーを上げる動きに繋がります。
ほかの工夫
監修者
狩野 麻里 先生
作業療法士 奈良県総合リハビリテーションセンター
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