自宅以外では緊張して話しにくい

幼稚園や学校では緊張して喋ることができない、皆の前に立つと言葉が詰まってしまう…
そんなときには、安心して話せる環境づくりをしてあげましょう。

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大勢の人の前で話した経験が少なかったり、一度失敗して笑われた経験があったりすると、緊張して縮こまってしまう場合があります。

深呼吸や胸・おなかをさするなど、お子さん自身が安心できる方法を一緒に見つけましょう。
1 お子さんが無理なく出来るリラクゼーションを探してみましょう
緊張して身体に力が入ってしまうときは、どうすればいい?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
深呼吸の方法(いっぱい吸っていっぱい吐くこと)や、おなかを「のの字」にゆっくりさすって体を温めることなどをお子さんに提案します。

お子さんが1人でも出来るような簡単な動作が良いでしょう。
2 話すこと以外の活動に目を向けてみましょう
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新しい環境や、慣れない場面では、話す事よりも先にお子さんがその場で思い切り遊べているかどうかにも目を向けてみましょう。

お子さんが安心して遊んだり、活動できるようになってから、人前で話す事にも挑戦してみても良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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