呼ばれても反応しない
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呼ばれても反応できない理由は、様々です。
今取り組んでいるものに夢中だっだり、聞こえたけれどやめられない、自分の名前という認識がまだ薄い、などの色々な理由が考えられそうですね。
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名前が聞こえたら「自分を呼んでいる」という意識を持てるような練習をしましょう。
1
「〇〇くん、はーい!」というお返事のやりとりを通して学んでいきましょう
まず、お子さんの正面に座り、お子さんと目線が合った状態で「〇〇くん!」と呼びかけます。
2
お子さんと一緒に「はーい!」と手を挙げてお返事をしましょう
最初は大人が率先して見本を見せたり手が上がるようサポートします。
「〇〇くん!」と言った後に、お子さんが自分からお返事をしたり、手をあげる動作が増えてきたら大人のサポートは減らしていきましょう。
はじめは、お子さんが少しでも反応してくれたときはたっぷりと褒めていきましょう。「いいお返事だね!」「上手にお返事できたねー!」など大人がしっかりと反応していくことでお子さんはお返事することを学んでいくでしょう。 3 慣れてきたら少し離れたところから呼び掛けてみましょう また、「〇〇くん!」「はーい!」の後に「絵本よもう!」など普段の生活に近い会話を続けてみましょう。
ワンポイント
最初は大人の動作をただ真似るところから始まります。
「この音(名前)が聞こえたら反応する」という意識から、様々な経験を通して「自分の名前だ」と認識していくものです。
焦らずに、まずは名前の音に反応できることを目指し、練習しましょう。
「〇〇くん!」と言った後に、お子さんが自分からお返事をしたり、手をあげる動作が増えてきたら大人のサポートは減らしていきましょう。
はじめは、お子さんが少しでも反応してくれたときはたっぷりと褒めていきましょう。「いいお返事だね!」「上手にお返事できたねー!」など大人がしっかりと反応していくことでお子さんはお返事することを学んでいくでしょう。 3 慣れてきたら少し離れたところから呼び掛けてみましょう また、「〇〇くん!」「はーい!」の後に「絵本よもう!」など普段の生活に近い会話を続けてみましょう。
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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