終わりたくない、まだ遊びたいと言う気持ちは大切にしたいけど…
切り替えが難しいのは、いろんなことに興味を持ち始め、楽しめること・没頭できることが増えた証なので喜ばしいことなのですが……遊びがやめられずトイレを我慢して結果チョピ漏れすることもしばしばです。私自身が幼少期にトイレを限界まで我慢するタイプだったので気持ちは分からないでもないですが、やはり毎日漏らされてしまうと「いい加減にしろー!」と叫びたくもなります(泣)。
行動の切り替え、今後の見通しを立てることはまだまだ長い付き合いになりそうです(白目)。
行動の切り替え、今後の見通しを立てることはまだまだ長い付き合いになりそうです(白目)。
執筆/海乃けだま
(監修:新美先生より)
みんなが苦労する切り替えできない問題の対策アイデアをたくさん教えて下さりありがとうございます。
自閉スペクトラム症のお子さんは、興味のあることに没頭しやすく過集中しやすいこと、今置かれている状況の把握がイマジネーションの弱さからパッとスムーズにいかないこと、社会性の理解の幼さから相手に求められてる行動をとろうするモチベーションが働きづらいことなどから、遊びがやめられず切り替えできなくて次の行動にうつすのに苦労するということは非常にしばしば起こります。興味あることに没頭しやすい特性からは、より強い興味、楽しみを切り替え時に挟むというのもよいですし、イマジネーションの弱さ対策として事前にスケジュールを伝えて、早めに予告するというのも有効です。あいまいな言い方で伝えるよりも、回数やタイマーなど具体的な目安があったり、視覚や音で注意を引き付けるといったこともいいですね。また、自分のペースだと行動しやすい、納得できると行動できるので、自分で決める、理由を本人に分かりやすくメリットがあるように伝えるというのもとても良い方法だと思います。
さまざまな観点から、発達特性にあった工夫をされていて勉強になりました。何がヒットするかは、その時の状況によるので、このようにいろんな対策の手数を増やしておくのは素晴らしいです。そして何をやってもヒットしない時、結局泣かせて終わるか大人が諦めるかという日があるのも正直しょうがないですよね。あるあるだよと思って楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
みんなが苦労する切り替えできない問題の対策アイデアをたくさん教えて下さりありがとうございます。
自閉スペクトラム症のお子さんは、興味のあることに没頭しやすく過集中しやすいこと、今置かれている状況の把握がイマジネーションの弱さからパッとスムーズにいかないこと、社会性の理解の幼さから相手に求められてる行動をとろうするモチベーションが働きづらいことなどから、遊びがやめられず切り替えできなくて次の行動にうつすのに苦労するということは非常にしばしば起こります。興味あることに没頭しやすい特性からは、より強い興味、楽しみを切り替え時に挟むというのもよいですし、イマジネーションの弱さ対策として事前にスケジュールを伝えて、早めに予告するというのも有効です。あいまいな言い方で伝えるよりも、回数やタイマーなど具体的な目安があったり、視覚や音で注意を引き付けるといったこともいいですね。また、自分のペースだと行動しやすい、納得できると行動できるので、自分で決める、理由を本人に分かりやすくメリットがあるように伝えるというのもとても良い方法だと思います。
さまざまな観点から、発達特性にあった工夫をされていて勉強になりました。何がヒットするかは、その時の状況によるので、このようにいろんな対策の手数を増やしておくのは素晴らしいです。そして何をやってもヒットしない時、結局泣かせて終わるか大人が諦めるかという日があるのも正直しょうがないですよね。あるあるだよと思って楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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