児童発達支援事業所

児童発達支援・デイサービス はるプラス港南のブログ一覧

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(25件)

「はるプラス港南」9月の活動報告

児童発達支援のお子さんを対象とした秋の療育活動では、発達年齢に応じた発達段階を考慮しながら、少しずつ難易度を上げていくことで、子どもたちの言語スキルを効果的に伸ばすことを狙います。ここでは、3歳から5歳までの幅広い年齢層に適した活動を紹介します。 1. 多様な語彙の拡張 • テーマ別語彙学習: 秋に関連するテーマ(例:果物、木の葉、天気)ごとに語彙を学びます。発達段階に応じて、基本的な名詞(例:りんご、葉っぱ)、形容詞(例:赤い、まるい)、動詞(例:拾う、落ちる)も含めて教えます。 • 語彙ゲーム: 「これは何?」というような質問形式のゲームや、「〇〇を探して」のような指示に従って物を探す活動を通じて、語彙の理解を深めます。年齢が上がるにつれて、より複雑な語彙や組み合わせ(例:「大きな赤い葉っぱ」)に取り組みます。 2. 言語理解と表現の強化 • 質問応答の幅を広げる: 発達年齢に応じて、Yes/Noで答えられる簡単な質問(例:「これはかぼちゃですか?」)、選択肢から選ぶ質問(例:「これはりんごとぶどう、どちら?」)、少し長い説明を求める質問(例:「なぜ葉っぱの色が変わるの?」)を行います。 • 自己紹介と自己表現: 年齢に応じたレベルで自己紹介や自己表現の練習を行います。発達段階に応じ、名前や好きなものを言う練習、好きな活動について話す練習、もう少し詳しく自分の考えや意見を表現する練習をします。 3. シークエンスと指示理解の発展 • シークエンス活動: 発達年齢に応じて、出来事の順番を理解する活動を行います。2〜3ステップのシークエンス(例:葉っぱを拾う、カゴに入れる)から始まり、4ステップ(例:りんごを取る、洗う、切る、食べる)、5ステップ以上のシークエンスを理解し、説明する練習を行います。 • 複雑な指示の理解: 発達年齢に応じ、単純な指示(例:「この葉っぱを拾って」)、2つの指示を組み合わせたもの(例:「かぼちゃを見つけて、テーブルに置いて」)、3つ以上の指示を組み合わせた活動(例:「りんごを拾って、洗って、お皿に置いてね」)を行います。 4. ストーリーテリングとリテラシースキル • 絵本の読み聞かせとリテリング: 秋をテーマにした絵本を読み聞かせし、その内容を年齢に応じてリテリング(話を言い直す)します。簡単なフレーズから始まり、少し長い文、主要な出来事を順序立てて話す練習とスモールステップでトレーニングします。 • 創作活動: 簡単な物語の続き(例:「ある日、小さなドングリが・・・」)を考える、4歳児には短い話を作る、5歳児にはキャラクターや出来事を含めたストーリーを組み立てる活動を行います。 5. 日常会話と社交スキル • ロールプレイ: 秋のイベント(例:ハロウィン、収穫祭)を使って、簡単な挨拶や「ありがとう」と言う練習、短い会話(例:「お菓子をください」、「どうぞ」)、質問に答える(例:「何が好き?」)など、より複雑なやり取りを練習します。 • 感情と言葉: 発達年齢に応じ、「楽しい」「悲しい」といった基本的な感情の表現、「嬉しい」「寂しい」のようなもう少し複雑な感情、「驚いた」「感動した」などの感情を表現する練習を行います。 まとめ 児童発達支援のお子さんを対象とした秋の療育活動では、年齢と発達段階に応じて活動内容の難易度を調整しながら、語彙の拡張、言語理解、指示に従うスキル、ストーリーテリング、日常会話のスキルを育みます。それぞれの年齢に合わせたサポートを通じて、子どもたちが楽しみながら言語スキルを伸ばすことができるようにしています。

児童発達支援・デイサービス はるプラス港南/「はるプラス港南」9月の活動報告
その他のイベント
24/09/30 19:30 公開

「はるプラス港南」8月の活動報告

はるプラス港南で水遊びを活動に取り入れる際には、楽しさと学びを組み合わせることに力を入れています。水遊びは、特に夏の時期においてお子さんたちが自然に楽しめる活動でありながら、ABAの目標達成にも役立つアプローチを取ることが可能です。以下に、スキル習得と結びつけた水遊びの活動をいくつか紹介します。 1. 指示理解スキルの強化 • 活動内容: 水鉄砲やバケツなどを使った遊びの中で、特定の指示を聞いて行動する練習を行います。例えば、「赤いバケツに水を入れて」や「3回水をかけて」といった具体的な指示を出し、それに従って行動することを促します。 • 目標とするスキルは、「指示に従うスキル」です。 2. 協調行動と社会的スキルの向上 • 活動内容: お子さんたちが協力して水遊びをする活動を通じて、社会的スキルを伸ばします。例えば、ペアで水風船を投げ合うゲームや、チームで水を運ぶ競争など、協調して行動することを求められる場面を作ります。 • 目標とするスキルは、「ソーシャルスキル(社会的相互作用や協力行動のスキル)」です。 3. 言語スキルの強化 • 活動内容: 水遊びをしながら、特定の言葉を使ったコミュニケーションを促します。例えば、水に関連する物の名前を覚えたり(バケツ、シャワー、ホースなど)、クラス仲間に対して「水をちょうだい」「順番を待ってね」など、適切な言葉を使う練習をします。 • 目標とするスキルは、語彙の拡充や要求するスキルです。 4. 自己管理スキルの強化 • 活動内容: 水遊びの前後で、自分の持ち物を管理する練習を行います。水遊びに必要なものを自分で用意したり、使用後に片付けを行うことを通じて、自己管理能力を高めます。 • 目標とするスキルは、物の整理整頓やタスクの完遂をする「自己管理スキル」です。 5. 順番を守るスキルの練習 • 活動内容: 水遊びの中で、順番待ちや交代を行うゲームを取り入れます。たとえば、水鉄砲を順番に使ったり、特定の順番で活動を行うことで、順番を守ることの重要性を学びます。また、順番交代をすることにより、コミュニケーションの土台を作ります。 • 目標とするスキルは、順番を守る「行動管理スキル」です。 6. フィードバックの提供 • 活動内容: 各活動後に、そのお子さんがどのように行動したか、何がうまくいったか、どこを改善すべきかについて、受けとりやすい言葉またはジェスチャーなどの視覚支援によって、フィードバックを提供します。これにより、お子さんが自分の行動を理解し、次にどのように行動すべきかを学ぶことができます。 水遊びは、子どもたちが自然に楽しむ活動でありながら、しっかりとABAで定められたスキル習得を目指す機会としても活用できます。楽しさと学びをバランスよく取り入れることで、効果的なABAプログラムを提供することができます。

児童発達支援・デイサービス はるプラス港南/「はるプラス港南」8月の活動報告
その他のイベント
24/08/27 09:56 公開

「はるプラス港南」7月の活動報告

7月の暑い時期、はるプラスの活動は、季節や気温に対応した工夫を取り入れるよう注意しています。以下に、具体的な活動例とその工夫を紹介します。 ◆室内活動の充実 暑い時期には、屋内での活動を中心に計画します。エアコンの効いた快適な環境で、子供たちが集中して取り組めるようにします。 1. 学習活動 • 基本的な言語スキル: カードや図形を使ったマッチング、名称の認識や発音の練習。 • 視覚的・聴覚的指示の理解: 簡単な指示に従う練習や、絵本の読み聞かせを通じた言語理解の強化。 2. 認知スキル • パズル: 形や色の認識を促進するパズルゲーム。 • ブロック遊び: 構造を考えながらブロックを積み上げることで、空間認識や問題解決スキルを養う。 3. 社会的スキル • ロールプレイ: ねんどや水遊びなどを応用して、お店やさんごっこや役割演技を通じて、社会的なやり取りや協力の練習。 • グループ活動: 友達と協力して取り組むパズルやブロック。 ◆体を動かす活動 暑い時期でも適度に体を動かすことで、子供たちのエネルギーを発散させます。 4. 室内運動 • サーキットトレーニング: 簡単な運動を組み合わせたサーキットを作り、楽しみながら体を動かす。 • ダンスやリズム遊び、トランポリン: 音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感や運動能力を向上させます。 ◆保護者との連携 家庭での暑さ対策や活動内容について、保護者と密に連携します。 5. 家庭での実践 • 活動の共有: 家庭でも取り組める簡単なアクティビティや、ABAの原則を共有し、保護者が家で実践できるようにサポート。 • フィードバックの収集: 家庭での様子を保護者からフィードバックしてもらい、事業所での活動に反映します。 まとめ 暑い7月には、室内での活動を中心に、子供たちが快適に過ごせるように工夫します。ABAの理論を活用した多様な活動を通じて、言語、認知、社会的スキルをバランスよく育むことができます。また、適度な運動も取り入れることで、子供たちの健康と学習の両立を図ります。

児童発達支援・デイサービス はるプラス港南/「はるプラス港南」7月の活動報告
その他のイベント
24/07/25 18:50 公開

「はるプラス港南」6月の活動報告

はるプラス港南では、言語や学習スキルの評価を行い、個々のお子さんに合わせた活動を計画しています。6月、7月は梅雨の時期ですから、活動が制限されることがあります。しかし、そんな時にもにおすすめの活動がありますのでご紹介します。 *理解言語スキルと表出言語スキルに焦点を当てた活動 1. 絵カードマッチングゲーム: 絵カードを使って、単語の理解と使用を促す活動。雨の日に屋内で行うのに最適です。 2. ストーリーテリング: 簡単な物語を読み聞かせ、その後に質問をして理解度を確認します。言語スキルの向上に役立ちます。 *動作模倣スキルに焦点を当てた活動 1. ダンスやリズム運動: 音楽に合わせて体を動かす活動。模倣スキルを伸ばしながら、楽しく体を動かせます。 2. クッキングアクティビティ: 簡単なお菓子作りやサンドイッチ作りを通じて、ステップを模倣しながら完成させる活動です。はるプラスでは、ねんどを通じてクッキングの練習をしているお子さんもいます。 *プレイスキルに焦点を当てた活動 1. ビーズ通しやパズル: 細かい手先の動きを使う活動。集中力と手先の器用さを鍛えます。 2. クラフト作り: 紙を切ったり、糊で貼ったりする制作活動。手先のスキルを向上させます。 *集団指示スキルに焦点を当てた活動 1. 形探しゲーム: 部屋の中で特定の形を探すゲーム。形の認識と注意力を高めます。 2. 形合わせパズル: さまざまな形のパズルを使って、形を認識しながら遊びます。 *ソーシャルスキルに焦点を当てた活動 1. ロールプレイ: 役割を演じる遊びを通じて、ソーシャルスキルを育てます。例えば、店員とお客さんのやり取りをシミュレーションします。 2. 協力ゲーム: 二人以上で協力してクリアするゲーム。コミュニケーションとチームワークを学びます。 *自己管理スキル 1. タイムマネジメントゲーム: 一日のスケジュールを組み立てるゲーム。時間の使い方を学びます。 2. 整理整頓アクティビティ: おもちゃや道具を分類して片付ける活動。自分の周りを整える習慣を身に付けます。 これらの活動は、ABAの評価に基づいてお子さんの基本学習スキル向上を目的としたものです。梅雨の時期でも楽しみながら学習できるように工夫されています。

児童発達支援・デイサービス はるプラス港南/「はるプラス港南」6月の活動報告
その他のイベント
24/07/02 20:00 公開

「はるプラス港南」5月の活動報告

集団生活が苦手な未就学のお子さんに対して、はるプラスではABAを使用することで、具体的な問題の特定とそれに対する対策を講じています。以下はそのプロセスの詳細です。 1. 初期評価 アセスメントの実施 • 言語スキル、社会的スキル、運動能力、学習スキルなどの多岐にわたる領域でお子さんの現状を評価します。 • 集団生活における具体的な課題(例えば、他の子どもとのコミュニケーションの困難さ、ルールの理解不足、順応性の低さなど)を特定します。 2. 個別支援計画の作成 目標設定 • 初期評価の結果を基に、集団生活での適応能力を向上させるための具体的な目標を設定します。これには、短期および長期の目標が含まれます。 指導方法の決定 •それぞれの目標を達成するために、どのようなABA(応用行動分析)手法を用いるかを決定します。例えば、ポジティブリインフォースメント(正の強化)を使用して、望ましい行動を促進します。 3. 日常生活での介入 段階的な適応訓練 • 新しい環境や集団活動に少しずつ慣れていくために、段階的な適応訓練を行います。 • 例えば、初めは少人数のグループ活動に参加し、徐々に大人数の集団活動に移行していくようにします。 モデリングとロールプレイ •望ましい行動や社会的スキルをお手本として示す「モデリング」や、実際の場面を想定した「ロールプレイ」を通じて、お子さんが具体的な行動を学べるようにします。 ポジティブリインフォースメント • 望ましい行動をした際に褒める、報酬を与えるなどの方法で、行動を強化します。これにより、子どもが集団生活において適切な行動を取りやすくなります。 4. 進捗のモニタリングと調整 定期的な評価 • 定期的にアセスメントし、進捗を確認します。 • 目標の達成度に応じて、個別支援計画を調整し、必要に応じて新たな目標を設定します。 5. 保護者との協力 家庭での支援 • 保護者に対して、ABAの基本原則や家庭での実践方法を指導します。 • 家庭での支援が学校や児童発達支援事業所での取り組みと一貫するようにサポートします。 定期的なフィードバック • 保護者との定期的な面談を通じて、お子さんの進捗や課題について話し合い、家庭での取り組みを支援します。 これらの方法を組み合わせることで、集団生活が苦手な未就学の幼児が少しずつ集団活動に適応し、自信を持って過ごせるようにサポートしていきます。

児童発達支援・デイサービス はるプラス港南/「はるプラス港南」5月の活動報告
その他のイベント
24/06/09 20:19 公開
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