児童発達支援事業所
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児童発達支援バンブーハットキッズかごはら教室

近隣駅: 籠原駅、大麻生駅 / 〒360-0842 埼玉県熊谷市新堀新田字中山614-1

ぼくたち👦、わたしたち👧だって おしごと あるんだもん!!

教室の毎日
こんにちは!バンブーハットキッズかごはら教室です(^^)/

さて、ブログを読んでくださっている、皆さん!

突然ですが、お子さんと一緒にお買い物される時はどうされていますか?

お子さんを連れてスーパーやショッピングモールに行くと、手をつないでじっとしててくれないし、大きな声で泣き始めちゃうし、ゆっくりショッピングできないし、早く帰らなきゃ、、、一緒に連れて行くの大変だな、、、とお思いの保護者の方々、多いのではないかなと思います。

こういう場面は大抵、ママは必要な買い出しで夢中になっていますが、ママのお買い物はお子さんにっとっては興味のないものばかりなので

「ママが僕のこと見てくれない、、、!」という場面になり
お子さんはこうした行動をとりがちです(/・ω・)/

(行動前) ママが買い物していて、自分を見ていない 



(行動) 店内を走り回る



(行動後) ママに「こら!走ったらだめだよ」と声をかけられる 

注目なし → 走り回る → 注目あり

活動なし → 走り回る → 活動あり


行動の前に得られなかった注目や活動が、行動後には得られています。

ママは買い物を無事に終わらせたいので、走り回ったり商品を触るのを何とか止めようとして注意するのですが、お子さんにとってはその注意が適度な注目にもなっていて、店内を走り回れば回るほど注目と活動が得られてしまっているんですね(゜゜)

行動の理由は行動の後にありますから、これでは走り回ることは増えていき、結果、こうした場面の、ママの叱りも増えていくことも想像されます。

でも!!お子さんの立場になると、買い物=面白くないもの となっていて走り回ったり泣きわめいてしまうのも、当然といえば当然なのです。

しかし、それではいずれ買い物に連れていけなくなってしまいますね。


そ こ で !!

バンブーハットキッズかごはら教室では、まずはお子さんに買い物の楽しい箇所だけを経験してもらうことで、いずれママとの買い物も、お行儀よく楽しくいけるように、
スモールステップでの作戦をたてていきます!

ご近所のローソンさんにご協力頂き、実際にお子さんが、買い物のお付き合いではなく役割としてのお買い物を経験してもらいます。

ですのでお子さんたちには購入するものを明確にし、それを買ってくるというミッションがあり、買い物そのものに活動が得られるようにして、楽しい経験にさせちゃうわけです(*^^*)

ポイントとして、

★買い物の時間が短い!

★役割がある!

★買い物してくると褒められる!

★買い物ができたという達成感、成功体験を積む!

それでは、スタッフみんなで迫真の演技の元、お子さんにお買い物をしてきてもらいましたので、ご紹介させて頂きます(^^)。

先生が「あ!!どうしようスティックのりがない!!これだと何もできない!!ああどうしよう・・・(;_;)」と言いだします。

先生は買いに行けないので「A先生と一緒に買ってきてくれないかな?」とお願いされます。

頼まれたお子さんには のり のカードを渡しておきます!

このカードを見ながら、同じ商品をお店の中で探し出してもらいます。

まずは・・・
玄関を出て、ローソンさんを目指します。

お店に向かうまでにもルールがあり、

◇先生と手を繋いでお店まで行くこと

◇お店の中ではアリさんの声(小さな声)でお話をすること
(教室では、ありさん、うさぎさん、らいおんさん、というように絵を見せて、声の大きさも、動物の大きさになぞえて伝えています)

というルール設定をしています。


では、続きをお話しますね♪
玄関を出たら30メートルほど先のお店まで手を繋いで歩いていきます。

そしてやっとお店に到着~☆

ここで先ほどのカード登場!!
カードを見ながら商品を探していきます。

買い物中はあえてお菓子売り場🍪を通ったり、文房具売り場から遠いところから歩いてみたり等お子さんを誘惑するような支援も入れつつ・・・

見つけました、スティックのり!!

見つけた後はもちろん、お子さんにレジまで持って行ってもらい、店員さんに渡してもらいます。

レジを通ったら、レジ袋に入れてもらい、袋を持ったままお店を出ます。
今度はお店からかごはら教室まで向かいます。

手には購入した商品を持ち、反対の手は先生と手をつなぎ、必然的に車を触ったり別の行動は取れないのでまっすぐ歩くという行動がとれるんですね。

かごはら教室についたお子さんは迫真の演技をしたスタッフに一目散に走っていきのりを渡しに行きます!

頼んだ先生からは褒めはもちろん抱っこぐるぐるのご褒美、ほかのスタッフからもたくさん褒められます。


ここで、お買い物に行ったお子さんたちの立場になって考えてみましょう(/・ω・)/

(行動前) 先生に買い物を頼まれる



(行動) 買い物をする



(行動後) 先生にたくさん褒められる

褒めなし → 買い物する → 褒めあり

活動なし → 買い物する → 活動あり


買い物をしただけで先生にたくさん褒められるんだ!

自分にもお仕事があるんだ!

お子さんたちには商品を見つける・という自分がお母さんの買い物のように主役となって買い物をしてもらうのです。

やることがあれば退屈にはなりませんもんね!!


最後に、

このトレーニングのポイントをおさらいしましょう💡

短時間・役割がある・褒められる・成功体験


まずは買い物を楽しいことだと学んでもらうことから初めています🎵

今後の支援はまたいつかのブログで・・・


他にもたくさんトレーニングの様子をご紹介させて頂いていますので、詳しくはバンブーハットベースホームページをご覧ください🎶

https://www.bamboohat-base.net/

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