放課後等デイサービス

横浜市認証指定事業所 FORTUNA(ふぉるとぅな)中川教室のブログ一覧

  • 問い合わせ受付中
  • 送迎あり
  • 土日祝営業
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-3184-1814
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(1904件)

都筑区放課後等デイ FORTUNA 家庭におけるDCD支援

こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。 運動に「不器用さ」が目立つ児童にはDCDが考えられると以前から書いてきました。 今回はDCD(発達性協調運動障害)傾向の児童に対する家庭における運動介入の実践についてお話します。 日常生活の中で必要な技能を家族が教えることは、子どもを育てる過程で自然にやっていることです。生後、寝返り、食事、ハイハイ、独り立ち、歩行、簡単な日常動作を学ぶには、それぞれの発達段階に応じた身体発育と運動機能の学習が必要になってきます。 家庭ではこのような運動技能の習得に関して特別なことをされてこられたわけではないでしょうから、DCDだからと、構えて指導しなくてもかまいません。 まずはご家族が「運動を教えなければ・・・」ではなく、普通に自信を持って取り組むことが必要です。 苦手な動きの課題(自転車の乗り方、靴紐の結び、食事の仕方、箸の使い方など)すでに家で何度も試してやってみたけれど、なかなか上手くできるようにならないというケースもあります。それでも家族がめげずに同じやり方で何度も挑戦し続けている場合があるかもしれません。そうした努力が報われるケースがないわけではありません。なぜなら子どもの成長や発達によって目標が達成されることもあるからです。 しかし、家族や家庭において動きの指導をする場合、欠点や問題がないわけではありません。 成功しないやり方を何度も繰り返していると、出来ない動きのパターンが定着してしまったり、将来、出来るようになる可能性の芽を摘んでしまう可能性があります。また、できるようにならないと子どもの中には「どうせ自分にはできない」とネガティブ思考に陥ったり、運動嫌いになったりしてしまいます。また、親御さんの中には「この子は不器用な子だ」と諦めてしまう方もおられるかもしれません。 子どもや家族がこのように学習された無力感に捕らわれている場合、再びやる気を奮い立たせるためには指導者や環境、課題などを見直し変える必要があります。 DCD児のための指導者に必要なのは知識や経験があるのは当然ですが、子どもに優しく、辛抱強く子どもを育てられることです。子どもの思考と動きのペースを先生がよく観察し、子どもの気持ちを考えながら見守ることが大切です。 子ども側に立ち、運動課題を子どもの能力に合わせて改良を繰り返し、子どもたちに「これなら出来る」と思わせることができる先生が適任です。 DCD児は運動に苦手意識を持っている子が多く、運動が出来ない自分を責めている場合も多々あるのです。そこに追い打ちを掛けるような厳しい指導や、改良もせず同じパターンの練習を繰り返している先生に指導を受けても良い影響は得られないでしょう。 私たちFORTUNAは、この考えを肝に銘じてこどもたちに「自分にも出来た」「やればできる」という気持ちを少しでももってもらうために運動療育プログラムにはかなりの時間をかけて、改良を繰り返し作り上げるようにしています。 都筑区放課後等デイサービス FORTUNA https://fortuna-labo.com/

研修会・講演会
22/03/17 13:09 公開

都筑区放課後デイサービス FORTUNA こだわり 行動

こんにちは。都筑区放課後デイサービス FORTUNAです。 今回は、子どもの「こだわり」について考えて行きましょう。 こだわり行動に目を向けてしまうと、「ワガママな子」「指示が通らない子」という印象を持たれることがよくあります。 特にASD児においては、そのようなお話しをよく聞きます。 ASD児は不安性の高さと触覚過敏を同時に抱えることが多くあります。 不安はさまざまな行動に影響しますが、何より心が捕らわれてしまうため、人はなるべく不安を回避しようとします。 もちろん興味があってそのものに夢中になることも考えられますが、不安回避の代替行動としてそのときに何かに夢中になるという行為もあります。 プラレールで遊ぶ。レゴで何かをつくる。タブレットで動画をみる。などがあげられます。 1つのことに夢中になっている間は、エネルギーがその行為に注がれているために不安を感じることはありません。つまりこだわり行動とは、不安を打ち消すための代替行動であるとも言えるのです。 また、「人(他人)への興味の喪失、低さ」もこだわり行動につながります。 人は家族をはじめ友だちなど他者との関わりの中で生きています。しかし、「他者との関わりが低い」「人への興味が低い」という特性をもっているとと、人と関わることへのモチベーションが働きづらく、また必要性も低いため、自分の興味のあることに時間を使います。また、人との交流の仕方がわからないために強い不安感を持ってしまいます。 そのような状態のとき、何かに集中している間は他者と関わることがないために安心して過ごすことが出来ると考えられています。 こだわり行動には対人関係を避けるための側面を持っている場合もあるのです。 感覚統合や、何かのスキル指導を行う場合は対人不安を減らすことが重要であり、それに伴い環境整備も行っていく必要があります。 その子の背後にある発達のつまづきからくる「不安」に注目してアプローチすることが重要です。 私たちFORTUNAでは、保護者の方からくどいぐらいに何回も聞き取りをおこない、その子の背後にあるものが何なのかをできる限り理解するようにしています。 都筑区放課後デイサービス FORTUNA https://fortuna-labo.com/

研修会・講演会
22/03/17 10:36 公開

都筑区放課後等デイサービス FORTUNA 児童期

こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNA です。 暖かくなってきて、季節はもう春です。もうすぐ年長さんは小学校に入学ですね。 小学校に入学すると、家庭で過ごす時間が減り、学校で過ごす時間が多くなってきます。 学校生活では子ども自身が自分で対応しなければならない課題も多くなってきます。学校の習慣や規則に従うこともその1つですし、友だちをつくることや、先生との関係性も学ばなければなりません。また、学習課題に取り組み自分の興味を拡げていかなければなりません。 小1プロブレムという言葉があります。小学校に入学した子どもに「先生の話を聞かない」「指示に従わない」「授業中勝手に動き回る」などの問題行動が近年多発し、学級崩壊を起こしてしまうケースも増加傾向にあります。 その背景としては、「子どもに基本的な生活習慣や耐性が身についていない」「子どもに集団生活での経験が不足している」「先生の指導の仕方や質の問題」などさまざまなものが考えられています。 子どもたちにとって小学校への入学は非常に大きな変化をもたらします。多少、不安定になるのは仕方ありませんから、必要以上に気にしない方が良いと思います。 FORTUNAでは、これらの問題についても考え、集団生活とは何かを基本に「素早い気持ちの切り替え、行動の切り替え」「自分で出した物の後片付け」「友だちと協力して何かをする」「挨拶などの礼儀」「基本的な学習と学習することへの興味を引き出す」などを徹底してやっています。 そのことにより小1プロブレムを少しでも解消できたら良いなと考えています。 都筑区放課後等デイサービス FORTUNA https://fortuna-labo.com/

研修会・講演会
22/03/16 16:43 公開

放課後等デイ FORTUNA 認知行動療法の考え方

こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。 認知行動療法の考え方は述べてきましたが、もう少しわかりやすくクイズ形式で説明していきます。 何回も同じことを述べてしまいますが、またかと思わずに読んで見て下さい。 認知行動療法とは・・・・学習理論、行動理論を基礎として、不適応に陥っている行動の治療改善を目的とした治療技法。相手に身につけて欲しい行動を学習させる。相手にやめて欲しい行動の代わりにどんな行動をしたらいいのか学習させる療法です。 分かれ道テストというのがあります。以下の文を読んで想像してみて下さい。 Q1:T字路にさしかかった場合、A、Bどちらに行っても同じ時間で目的地に着くとしたら、貴方はどちらを選びますか。 Q2:T字路にさしかかった場合、Aではジュースの試飲をしているがBにはなにもない。 Q3:T字路にさしかかった場合、Aでは通行料が100円かかるが、Bではかからない。 Q4:T字路にさしかかった場合、Aではジュースの試飲会、Bではアイドルのサイン会をしている。 Q5:T字路にさしかかった場合、Aでは通行料が100円、Bは急な上り坂 結果発表 Q1の場合:恐らくA、B、約50%の確率で差がないでしょう。 Q2の場合:ジュースの試飲会というその人にとってポジティブな刺激が提示されるとその刺激が得られる方を選択しやすくなります。 すなわち判断材料がないQ1のように50%になるが「ジュースの試飲会」がおそらく行動の選択に影響を及ぼす「刺激」だったのではないかという風な予測のが出来ます。 Q3の場合:通行料100円というネガティブな刺激が提示されるとその刺激を避ける方を選択しがちになります。これは100円取られるのがイヤであり、別に格段Bがいいというわけではありません。 Q4の場合:ジュースの試飲会とアイドルのサイン会という「どちらもポジティブな刺激」であり人によって何がポジティブかは違ってきます。だからここではA、B、50%ということになります。 Q5の場合は通行料100円と急な上り坂となり「どちらもネガティブな刺激」です。何がネガティブな刺激かは人によって異なるので、その人がこちらの方が比較的マシと判断したほうを選択します。だからA、B、50%となります。 以上のことをまとめると、人は自分の行動を「自分で決めている」と思っているが、実際は様々な刺激(情報)<良いこと・悪いこと>によって操作されているのです。 他人の行動を「直接的」に操作することは困難であるが、「刺激を操作」することによって「間接的」に他人の行動を操作することは可能なのです。(向こうに行くと100円とられますよ。とか、あっちにいくとサイン会をやってますよとか刺激を操作するとあっちに行こうかやめようかとなる。このことが間接的ということです。 提示する刺激を巧くコントロールすることで、さまざまな行動傾向を示す児童への対応荷も活用することが可能なのです。 例えば、離席がよく見られる児童に対して背中や肩を押さえつけて座らせるという「直接的な」操作を行おうとすると、恐らく児童も抵抗すると思います。 席に座っていると良いことがある、席に座って課題に取り組むと面白いこと、楽しいことがあるという刺激を巧くコントロールしていくことで離席から着席に変容していく可能性があります。 都筑区放課後等デイサービス FORTUNA

研修会・講演会
22/03/16 13:38 公開
電話で聞く場合はこちら:050-3184-1814
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

24時間以内に
369人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-3184-1814

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。